布や紙を使って本格的な手作りアルバムを作ってみませんか?
デジカメやケータイで撮った写真、そのままになっていませんか?
どんな簡単な方法でも構いません。プリントして形に残すと振り返る度に楽しい時間が思い出されていいですよ。
例えば友達の結婚式。みんなと出掛けた旅行。主役の二人や旅行を共にした人にプレゼントするのをオススメします。
これから旅行に行くという方は、戻ってきてから写真をスクラップブックなどにまとめるつもりで、旅先の地図やチケットを保管しておくと写真と共にスクラップできていい思い出になりますし、旅先のお土産や戦利品を写真に撮っておくと「あの時こうだったね~」なんて楽しいですよ♪
梅雨入りして、おうちで過ごす時間が増えるこの時期に、自宅で楽しめる写真集作りはいかがでしょうか。
今はネットで写真集のオーダーもできてとっても便利。
例えばTOLOTはPCはもちろん、スマホ向けの無料アプリで文庫本サイズの本が作れます。
価格は500円でフルカラー64ページ。
PhotobackはL判からA4まで様々なサイズから本が作れます。CDサイズもかわいいですよね^^
他にもフジカラーのフォトブックや、街の写真屋さんでもフォトアルバムの注文ができたりします。
また数年前からZINE(ジン)も流行ってきてますね。
ZINEはマガジン(雑誌)のジンから来ていますが、ミニコミ紙のような物や、少部数の手作り写真集をZINEと呼び、各地でイベントなども行われています。
ネットで注文できる写真集をご紹介しましたが、今回はオリジナリティのあるZINEのような手作り写真集のアイデアをご紹介します。
●表紙を布にする
インクジェットのプリンタで布にプリントできる布プリ
お気に入りの写真や地図のスキャン、なんでもいいです。表紙に使ってみると存在感のある一冊が出来上がり。
切りっぱなしの布を2枚重ねて、厚紙と一緒にミシンで縫って表紙にしています。
布だとレースを縫い付けたり手芸的な要素を盛り込みやすいですね♪
エッフェル塔をラメでキラキラに☆
サイドをトリコロールの刺繍糸で綴じてます。
A4サイズでプリント、二つ折りした真ん中でホチキス留めをしています。プリント、ホチキス留めはキンコーズで作ってもらいました。
●トレーシングペーパーでパッケージを作る
作った写真集をプレゼントする時など、パッケージも作っちゃいましょう♪
上の写真のものは、B4サイズのトレーシングペーパーを二つ折りにし、周りを赤いミシン糸で縫ってパッケージを作りました。
●地図をパッケージに使う
自分でパリの地図を描いて、コーヒーで染め、それをスキャンしてA4サイズにプリントして作りました。
旅先でもらってきた地図を使うのもおすすめ。
ラベルは素材集から使っていますが、現地で見つけたラベル等を使ってもいいですね♪
●文庫本サイズで作ってみる
上の写真のものは、A6サイズの写真集です。
クラフト紙の特厚を表紙に使っています。
蚤の市で見つけた古い切手を貼り、2穴パンチで穴をあけ、ボルトで綴じています。
紙はKOKUYOの両面印刷用紙 スーパーファイングレード
この紙は裏写りなく、キレイにプリントできておすすめです。
●裏ににじむ紙も味があっていい
ビオトープという紙は優しい風合いがお気に入りの紙。
インクジェットプリントだと裏にインクがにじむので、こういう紙は片面だけの印刷にしたり、袋状にします。
●針と糸で綴じる。
目打ちで穴を開け、針と糸で綴じます。
デザインがバラバラの古いボタンをアクセントに、太めの手縫い糸で綴じるとしっかりと製本できます。
●OHPシートを使う
美しい空など透明感のある写真は、透明感のある紙がおすすめ。
写真用紙の中でも高級ランクの物を選んでもいいですが、OHPシートにプリントするのも透明感が増してキレイですよ(^^)
紙の購入時にはインクジェット用紙を選ぶと失敗しにくいです。
●トレーシングペーパーを使う
トレーシングペーパーを使うと半透明の透け感がいい雰囲気。
写真の上に直接文字を載せたくない時にも使えます。
ただし、OHPシート同様、インクジェット対応用紙をしっかり選ぶ事がポイントです。
インクが乗らないものがあったり、薄すぎるトレーシングペーパーはプリンタの中で紙詰まりを起こす事も。。。
私は無理な使い方をして、プリンタを修理に出した事があります(><)
●キレイな色を使う
トレーシングペーパーでも、こんなキレイな色のものもあります。
紙にこだわりたい時は竹尾の見本帖本店が種類も豊富で、ありすぎて困ってしまうほど。
写真と写真の間に色紙を挟んで全体の雰囲気を伝えるのも方法の一つ。
●ホチキスで簡単に製本する
ただ紙を重ねてホチキスで簡単に製本しました。
上からお気に入りのマスキングテープを貼っておしまい!とっても簡単です。
●優しい風合いでおすすめの紙
ピクトリコの和紙(薄手)
優しく温かみのある紙だと、インクがにじんで写真が鮮明にプリントできない物が多いのですが、ピクトリコの和紙はとても美しくプリントできます。
●写真の美しさを活かす
ピクトリコ両面セミグロスペーパー
両面印刷できる美しい写真用紙。写真の良さをそのまま伝えたい時におすすめの紙。
●コンビニでプリントする
家にプリンタがない時、一番身近で頼りになるのがコンビニコピー機。
SDカードにデータを入れて、モノクロ両面印刷して作りました。
●ミシンで綴じる
ロックミシンという本来なら生地の端をかがり縫いするミシンで綴じました。紙が厚くなるとミシンに無理がかかる のでおすすめしませんが、薄手のZINEなら縫い目も面白いのでおすすめ。家庭用ミシンのジグザグミシンや、直線縫いでも雰囲気のあ るZINEに仕上がると思います。
●思い出の花を添える
旅先で拾った落ち葉や、その時の思い出の花を押し花にして添えるのも忘れられないZINEになりますね!
この場合は薄い紙を2枚使って押し花を挟み、ロウビキで仕上げています。
●ペイントした布を使ってみる
自分達で内装のペイントをした時の写真をまとめたZINEなので、表紙も余ったペンキを布に塗って仕上げました。
ペンキを塗ると厚みが出て固まるので、切りっぱなしの布もほつれず、表紙らしい硬さも出ます。ただし布が縮む場合があるので要注意!
●紐で綴じる
麻ひもで綴じる方法もあります。これは自分が持ってる本の手法を見よう見まねでやってみたものです。
3カ所穴を開けて、ひもを通して結んで綴じてます。
ひもの先には乾燥させた葉っぱを接着剤で付けてアクセントに。
●クリップで綴じる
色んな手をかけた方法をご案内しましたが、ただ単純にクリップで挟むのも簡単で面白い!
ページの順番を変えるのも簡単ですしね、一番最初はこれくらい簡単な方が楽しめるかもしれません。
いかがですか?
自分で手をかけて写真を本にするのは、アイデア次第で色々楽しめて面白いですよ^^★
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