大豆がダイエットにいいと聞き、ちょっと前まで小腹が空いたら納豆を食べるようにしていました。間食を納豆にしているときは特に痩せたりすることはなかたのですが、目立った体重の増加もありませんでした。けれど納豆をやめて炭水化物系を食べるようになったら、イッキに体重が増加してしまったんです。


私が食べていた納豆というのは、納豆に卵黄と亜麻仁油を混ぜたもの。納豆1パックはカロリー100kcl前後。これに卵黄(約70kcal)と亜麻仁油を大さじ1弱(約120kcal)混ぜて食べていました。

カロリー的には300kcalはあるので、同じカロリーの炭水化物に変えても、体重に影響はないだろうと思っていたのですが…。なんと納豆をやめてから2ヶ月で2キロくらい太ってしまったんです……。

ちょっとした運動不足も太った原因かもしれませんが、食事内容はそんなに変えていなかったので、同じカロリーでも炭水化物と大豆では太りやすさが違うことを実感。そこで、大豆のダイエット効果について改めて見直してみることにしました。

まず、大豆は畑の肉と呼ばれているほどタンパク質が豊富。牛肉等のタンパク質と比べると、同じタンパク質量を摂取したとしても、糖質やカロリーはグッと低いのが特徴です。

また、GI値が低いので糖質の吸収が穏やかで太りにくいという一面も。おやつを納豆から炭水化物に変えて太ってしまったのは、このあたりも関係していそうです。

大豆は低カロリーで良質な植物性のタンパク質が豊富なのはもちろん、サポニンなどダイエットに適した成分も含まれています。サポニンには脂質の分解や燃焼を活性化させ、脂肪の蓄積を防ぐ効果があると言われています。活性酸素の働きも抑制するのでアンチエイジングにも効果的。

また、大豆は食物繊維が豊富。腸内環境を整えてくれるビフィズス菌の餌になるオリゴ糖も含まれています。ダイエットで食事の量を減らしたりすると、便秘がちな人も多いと思いますが、大豆を食べているとお通じのリズムも整います。

他にも大豆に含まれるリノール酸や大豆イソフラボンは、肌の潤いやハリ、髪の艶などを保つ効果があると言われています。アミノ酸も多く含まれているので、筋力アップにも効果的な食材です。

大豆は、健康的に美しく痩せたい女性にとっての味方。栄養のバランスを考えながら上手に大豆食品を取り入れ、ダイエットに役立ててくださいね。


(YUKICO)

この記事を書いたコラムニスト

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