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  • 今からでも間に合う! 美ボディになるための筋肉の基礎知識3つ【前編】

はじめまして! 美筋形成エステティシャンの服部恵です。美肌・ダイエット・健康など、これら全ては「美しい筋肉作り」が基本です。いよいよ夏の到来ですが、この季節はエステサロンに駆け込む女性も多くなります。


今まで隠していた振袖状態の二の腕が、薄着になって出てしまう…、夏になったら痩せると決めて買った水着も、着ようかどうしようか悩む…、なんて思っているあなたも、まだ間に合います!

ダイエットのポイントは「脂肪を燃焼させること」。その脂肪燃焼工場となるのが、「筋肉」です。今回は美しくなるための基礎知識である、筋肉の3つの役割をご紹介しましょう!

■1. 体温を調整する
体温は平均36.5度に保たれているのが理想です。これは身体の機能を正常に保つ体温です。その体温の元となる熱の約40%は、筋肉から発生しています。健康な筋肉は、多くの女性を悩ます低体温の予防や改善にも効果的です。

筋肉量が増えると、体温も上昇しやすくなります。冷えは万病の元と言われますが、体温が上昇することで、体内酵素が増え、健康な体作りができます。運動で筋肉を活性化させて、筋肉量を増やしましょう。

■2. 臓器を保護する
筋肉は骨と手を取り合い、私たちの大切な臓器=内臓を守ってくれています。特に大切な役割を果たしているのが、お腹の筋肉です。お腹の中にある「胃」「肝臓」「膵臓」「腎臓」「脾臓」「腸」といった内臓は、周りに守ってくれる骨がありません。

これらの内臓を守るのは、「腹直筋(ふくちょくきん)」や「腹横筋(ふくおうきん)」といった、お腹の筋肉が果たしているのです。お腹の筋肉が減ってしまうと、お腹周りの脂肪が内臓を守ろうとして、お腹のぽちゃぽちゃした脂肪が増えてしまいます。適度な腹筋をして、お腹周りの筋肉を鍛えましょう。

■3. 関節を動かす
肘や膝など、これらの関節を動かしているのも筋肉の役割です。関節が動きやすくなると、動作が大きくなって、運動量が増えます。そして筋肉は、骨や関節も守ってくれています。ストレッチなどで筋肉を伸ばし、関節の動く範囲を広げると、美と健康にとても良いですよ。

女性の大半は、肩こりで悩んでいます。辛い肩こりは、表情が暗くなり、老けて見えます。硬くなってしまった筋肉は、代謝が悪く、老廃物が溜まっている状態です。美は健康から! 食事制限などをする前に、美しくなるための筋肉作りから始めましょう。


(服部 恵)

この記事を書いたコラムニスト

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