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  • 超簡単!麻リネンの生地でストール・ランチョンマット・タオルを作ってみよう!

湿度の高い夏。
暑くてムシムシしたり、雨が降ると洗濯物が乾かなかったり悩みも多い季節。
そんな夏を少しでもサッパリ気持ちよく過ごしませんか?


今回はリネンの生活雑貨を「長方形」で「ミシンでも手縫いでも作れる」事にこだわってご紹介します。



●リネンとは?
リネンは20種類くらいある麻の種類のうちの一つ。亜麻とも呼ばれています。
麻はマカロニのように中央に大きな穴が空いている為、繊維が吸ったり吐いたりする特徴があります。
つまり吸放湿性に優れているので涼しく、乾きやすいので室内干しにも向いていて、とっても丈夫なのでお手入 れは普通に洗うだけ。
忙しい毎日を気持ちよく過ごすのにピッタリな素材なんですね。


●タオルやランチョンマットを作ってみよう
例えばリネンのタオル。縞が入ったリネンはリトアニアリネン。
肌触りの心地よさで選んだ生地です。
サラサラとした肌触りで、洗顔後に使うとその心地良さにうっとり♪
下のワッフル生地のリネンは凹凸がある為にかく吸水性が抜群。お風呂上がりのバスタオルに使うとサッパリして気持ちいい。

 

 

 

バスタオルもフェイスタオルも、サイズはいつものお気に入りの物を参考に作りました。
写真では縫い代を2センチにし、1センチ巾くらいの3つ折りにしてミシンで縫っています。
縫い代の角をキレイにすっきりさせたい時は上の写真のように、額縁みたいに縫うのがおすすめ。



縫い代を三つ折りにしてアイロンをかけ、出来上がりをイメージしてピンを打ちます。
(写真では縫い代が外に出てますが、内側にくるように縫います。)

 

ひっくり返して実際に縫う位置をピン打ち。


ピンの位置を縫い、余計な縫い代を切り落とします。


縫い代をアイロンで割って、ひっくり返えすと

完成!

 

 

なるべく手間は掛けたくないな~という場合は…


アイロンで三つ折りにし、上から三角になるようにステッチを入れます。
こうすると、ごわつきやすい角も押さえられてスッキリ仕上がります。



ミシンがない場合は手縫いで仕上げます。(写真は裏からみた状態)
この時、写真のように表の布の織り糸を一本だけ針ですくって縫うときれいに仕上がります。


まるで何も縫ってないみたいな仕上がりに。

 



あえてステッチを楽しむのもおすすめ!
刺繍糸等でざくざくと縫ってもポイントになってかわいい!
キッチンクロスやランチョンマットなど、小さい物は手縫いでも簡単に出来上がります。

 


裏から見た時に針を真っ直ぐ刺してステッチをしていくと…


点々がかわいいポイントに。


針を斜めに刺していくと…


表のステッチも斜めに。
とっても簡単なものだけご紹介してますが、手縫いならではの楽しみも色々♪


他にも、お気に入りのレースを縫い代に使ったり


コラージュするのも楽しみのひとつ。


●ストールを作ってみよう
おうちで使うリネンの生活雑貨をご紹介しましたが、その延長でストールも作ってみませんか?
外は暑くても屋内は冷房が寒くて困ってしまう事、ありますよね。
そんな時にもとっても便利なストールの作り方をご紹介します。

 


簡単に言うと、ストール本体は両サイドを縫うだけ…。
短辺は切りっぱなしでも、ステッチ1本入れておくだけでもなんでもアリです。
今回はベージュのリネンガーゼにアイボリー色のレースを合わせてみました。
リネンは縮みやすいので、作る前に一度洗って縮ませておくと、レース等別素材を縫い合わせた後も安心して使えます。


ガーゼはほつれやすいので要注意。
逆に言うとフリンジが作りやすいという利点もあります。


5ミリくらいの三つ折りにしてミシンで縫います。
長いので手縫いだと大変かもしれません。


レースを柄に合わせてカット。今回は切りっぱなしで作りました。
平らな所でピン打ちし、生地と合わせます。
後はひたすらチクチク手縫い。

 

完成はこんな感じ!

 


シックに見えて、洗って干せる。
夏におすすめのリネンのアイテム、ぜひ作ってみませんか?

この記事を書いたコラムニスト

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