ディカプリオ主演映画「華麗なるギャツビー」プラダの衣装展を徹底レポート!
プラダ青山店で開催された、「華麗なるギャツビー」展に行ってきました!
バズ・ラーマン監督のもとレオナルド・ディカプリオやキャリー・マリガンなどの豪華キャストが主演を務めることで話題になっている映画「華麗なるギャツビー」。
その華やかな衣装を、「プラダ」と「ミュウミュウ」のデザイナー、ミウッチャ・プラダが手掛けています。この展示では、映画で実際に着用された衣装を目の前で見る事ができる、とても贅沢なイベントとなっていました。
5階では、映画の登場人物の写真をディスプレイ。
いよいよメイン展示会場の6階へ!入り口には、大きなサイン。
34着のドレス
華麗なるギャツビーの舞台は、1920年代のニューヨーク。ジャズが盛んだったこの時代は「ジャズエイジ」と呼ばれていました。この時代のファッションは大変特徴的で、ゆったりとしたシルエットにローウエスト、膝丈の「フラッパールック」が代表的なスタイルでした。映画でもほとんどの衣装にフラッパールックのスタイルが取り入れられています。
近年では、グッチやマルニなどのコレクションで、20年代からインスパイアされたフラッパールックが登場するなど、現在注目のファッションスタイルでもあります。
展示されている作品はどれも類似したものがなく、とにかく1点1点が個性的だったのが印象的でした。
役柄に合わせて衣装のデザインを緻密に計算しているのはさすがミウッチャならでは。例えば、おてんば娘のブルー・マロニーの衣装は、短いスカートにフィッシュネットソックスが挑発的な雰囲気を醸し出しています。
女優であるジャラルディン・ピーコックは、ブラックとレッドにユニークなカッティングを施したロングドレスで貫禄たっぷり。
きらびやかなドレスに合わせてぜひ注目したいのが、主張性のあるアクセサリー、ヘッドビース、そして、ディテールです。
ネックレスは何重にもした多彩な色のパールの重ね付け。ドレスに施されたディテールは、ビジューやメタルを超繊細に施し、息を飲むほど美しいデザインを創り上げています。
歴史的背景やストーリーに合わせて豪華なファッションに着目し、映画の世界観を存分に楽しみましょう!
TEXT BY NAHO
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Fashion Latte編集部
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