あなたはアーユルヴェーダという言葉をご存知ですか? アーユルヴェーダとはインドの伝統医学のことで、インド式セラピーとして行われるマッサージはエステ等でも人気。


その人の体質や状態にあったハーブオイル等でトリートメントを行い、心やカラダに溜まった毒素を排出し、アンバランスな状態を整えることで不調や痛みの根源を改善してくれます。

私は何度かアーユルヴェーダのマッサージを受けたことがあるのですが、施術を受けた後は心身ともにスッキリして活力が湧いてくるのが実感できます。

あまりの心地よさにアーユルヴェーダの理論に興味を持ち、日常生活にも取り入れることはできないかと調べたところ、色々なハーブを使った料理等もありましたが、誰でも簡単に取り入れられる白湯にたどりついたんです!

アーユルヴェーダではあらゆるものがヴァータ(風)、カパ(水)、ピッタ(火)という3つの要素を持つと考えています。アーユルヴェーダ式の白湯は空気を含ませるようにして沸騰させるため、この3つの要素が最もバランス良く含まれている飲み物と考えられているのだそう。

白湯を飲むと胃腸からカラダを温めてくれ、血行もよくなって冷えやムクミを解消してくれます。また、胃腸の働きを整えて消化機能を活性化させてくれるのでデトックス効果もあり、体質をバランス良く整えてくれます。

白湯の作り方は鍋に水を1リットルほど入れて沸騰させ、10分以上湧かし続けます。10分以上湧かし続けることで風の性質を取り入れるんですね! やかんを使用する場合は、白湯のバランスを整えるためにフタを取ることをお忘れなく。これを朝起きてすぐに一杯、残りは保温ポット等に入れておき、1日5~6回に分けて飲むようにするのがベスト。

白湯の飲み方のポイントは一気に飲まず、熱い状態で息を吹きかけて冷ましながらすするように飲むこと。お茶等でも代用できるのではと思いがちですが、アーユルヴェーダでは白湯の方が体内の浄化に効果的とされています。味のしない白湯だとどうしても物足りないと感じる人は、ショウガやレモンなどをプラスしましょう。

私も白湯を飲むようにしてから冷えにくくなり、お通じがスムーズになってお肌の調子もよくなりました。一日何杯も飲むのは難しいかもしれませんが、まずは朝1杯の白湯から試してみて下さいね!


(YUKICO)

この記事を書いたコラムニスト

関連コラム