疲れがとれない、お肌の調子がイマイチ…など、夏の疲れがカラダにドッと出てきていませんか? 心身の不調を改善してくれるマッサージやツボ押しなどが効果的ですが、セルフケアする気力もないなんて場合もありますよね!?


そんなときは皮膚にのせるだけでOKのお灸がおすすめです。お灸は血行が悪くなった箇所を温めて正常な状態に戻してくれます。コリや痛みを取り除いてくれる他に、血行を良くし内臓の働きをサポートしてくれる効果もあり体調を整えてくれます。

■お灸を置くおすすめのツボの場所3つ
ホルモンバランスを整えて、女性特有の婦人科系の不調や冷え等に効くのが“三陰交”。内くるぶしから指4本分上にあり、押すと痛気持ちいい点がツボです。

また、胃の調子が悪いときは足の親指のつけ根の内側で、骨が出っ張っている所のすぐ後ろにある“太白”にお灸を置いて。胃腸を元気にして消化吸収がよくなり、老廃物を排出してむくみや便秘を軽減してくれます。

疲れてヤル気がでないときやダルいときなどは、おへそから指4本分下にある“丹田”をお灸で温めましょう。丹田は生命エネルギーの源と言われ、疲労回復や気力アップに効果的で、冷えや生理痛などにも効果的。

■お灸を置くときのポイント
お灸は熱さをガマンすれば効果があるというわけではなく、気持ちいいと感じる位の温かさでも効果があるので、ピリッとした熱さを感じたら外してOK。

リラックスしながら行うのが理想的ですが、食事や入浴の前後1時間は避けるようにしましょう。また、ツボの位置は人それぞれ。上記のツボ以外にもヒフの弾力がなくくすんでいたり、凹んでいる部分もツボなので、指で押して探してみましょう。

お灸というと「熱そう」とか「ヤケドしちゃうのでは? 」なんて思う方もいるかもしれませんが、薬局などで売っているお灸はもぐさが台紙に乗っているので直接肌にふれることがありません。

熱いのがどうしても怖いという人は、火を使わないタイプや煙のでないものを使用しましょう。お灸は力を入れて押したりせずにツボを刺激することができ、面倒くさがりな人にもピッタリ。手軽なお灸でツボを温めて、リラックスしながらキレイを手に入れちゃいましょう。

(YUKICO)

この記事を書いたコラムニスト

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