トルコ旅行時に食べたい!おすすめ絶品スープ料理5選

世界三大料理の1つ、トルコグルメ。特に人気なのが「スープ」メニュー。観光旅行時に食べたいおすすめスープをご紹介しています。

執筆者: RiE
あたたかスープで身体の芯までホカホカに

寒い日が続くと、身体が温まるお料理がありがたいですよね。

そんなお料理のひとつが、スープや汁物。

 

トルコでは、定番スープやご当地スープ、まとめたら何冊もの本になるぐらい、スープの種類が豊富です。
また、街中には24時間営業のスープ屋さんがあり、朝から深夜まで賑わっています。

 

今回は、真似したいトルコのスープについてご紹介いたします。

 

定番はレンズ豆のスープ

スープ屋さんではもちろん、家庭でもよく作られる定番スープといえば、メルジメッキ・チョルバス。

赤レンズ豆を使ったスープです。

 

 

上から焦がしバターをかけると、香りも味も増し、とても美味しくなります。

日本でも手軽に作れるメルジメッキ・チョルバスのレシピは、以前のコラムでもご紹介していますので、よかったら試してみてください。

スープ屋さんのお勧めスープ「チュルック」

もしトルコでスープ屋さんに行くことがあったら、ぜひ試してほしいのが、びっくりな部位スープ。

腸や舌や腱など、「え!」って思えるような部位も、美味しくスープになっています。

 

実は、脳みそ入りのスープもあるのです。

色もお味も、白子みたいですが、なかなか注文するのに勇気が必要。

 

お勧めしたいのはチュルック

ほほ肉がいっぱい入っている、かなりボリュームのあるスープです。

上に卵白で作ったソースがかかっていて、かなり複雑な美味しさなのです。

 

焦がしバターはもちろん、レモン汁やにんにく汁などをかけて、自分好みの味にアレンジする事も可能です。

 

(左)焦がしバターをかける前、(右)焦がしバターをかけた後

 

地方色溢れるご当地スープ「クラックルチョルバ」

広いトルコ。ご当地スープもたくさんあります。


例えば、私の住んでいる地中海沿岸地域アンタルヤのご当地スープは、クラックルチョルバ(Kulaklı Çorba)。

クラックルというのは、「耳入り」という意味で、小さな手打ちパスタを入れたスープです。

 

 

パスタに、牛肉、そして、野菜やハーブ。

色々な食材の味が一杯で楽しめるスープです。

 

しかも、これだけ具が入っているのだから、お腹もいっぱいになります。

お勧めのご当地スープ「トゥトゥマッチ・チョルバス」

ご当地スープ一押しは、トゥトゥマッチ・チョルバス(tutmaç çorbası)というスープ。

調べてみれば、神話に基づくという、歴史の古いスープです。

 

トゥトゥマッチ(tutmaç)は、アチ・トゥトゥマ(aç tutma=お腹を空かせたままにするな!)という意味から来ているそうで、なるほど、ひよこ豆や緑レンズ豆、ショートパスタが入っており、1杯でお腹が満たされるスープです。

 

 

豊富なインスタント・スープ

日本ではカップスープが主流。

袋入りのインスタントスープは、あまり人気がないのか種類も少ないですが、逆にトルコでは、袋スープの方が種類が豊富です。

 

定番のスープはもちろん、本物の豆や雑穀が入った少し高級感のあるご当地スープなども、スーパーの陳列棚にずらりと並んでいます。

高級感があるとはいえ、150円前後で売っているので、気軽に買えるお値段。

ちなみに、庶民的な定番スープは、一袋50円ぐらいです。

 

水を入れて混ぜながら加熱するだけで作れるので、たくさん買って、お土産にしても良いと思います。

 

 

さあ、トルコの真似したいスープたち。
スープで暖まって、風邪を予防しちゃいましょう!

 
 コラムニスト情報
RiE
RiE
性別:女性  |  

トルコ地中海沿岸地方のアンタルヤで、アジア料理屋さん(EN Asian kitchen & Cafe)を経営しています。ブログは、『アクデニズ。http://akdeniz.exblog.jp/』トルコご飯を中心に更新中。