ビタミン&ミネラル豊富!ほうれんそう×豚肉チジミの美味しいレシピ♡
おひたしや卵、サラダ、スープなどのレシピに人気のほうれん草。栄養満点レシピの作り方や品種、選び方、保存方法、栄養効能を解説しています。
野菜メニュープランナー・野菜ソムリエの坂本みちよです。
今日のテーマは「ほうれんそう」です。
ほうれんそうを食べるとパワーアップして強くなるアメリカン・コミックがあるように、ほうれんそうは非常に栄養価が高い緑黄色野菜の一つです。
今回は、そんな「ほうれんそう」を見ていきましょう。
ほうれんそうは年中見かけるお野菜のひとつですが、本来の旬は冬。
この時期のものは、色も濃く、栄養価も高くなり、また甘みが増して美味しい味となります。
あまり違いがないように思われがちですが、よく見てみるといくつかの種類があります。
葉の切れ込みが深く、先が尖った形をしています。
アクが少ないため、お浸しなどにむいている品種です。
葉の切れ込みがなく、葉先が丸くなっていて、葉に厚みがあります。
こちらはアクが強いため、どちらかと言うと、お浸しなどよりは、バターでソテーするような調理の方が向いた品種だと言えます。
アクが少なく、生食できるように改良された品種で、色も薄めで、葉が柔らかいのが特徴です。
寒さにあて栽培することで、糖度や甘みをアップさせた品種です。
ほうれんそうには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、緑黄色野菜の代表とも言えるお野菜です。
抗酸化作用のあるカロテンやビタミンCは、がん予防や風邪の予防、また美肌などにも効果が期待できます。
ほかにも、鉄分やカルシウム、マグネシウムなどが含まれており、貧血予防や骨の形成などにも良いとされています。
葉の色が濃い緑色をしていて、肉厚で葉がシャキっと張りのあるものを選びましょう。
また、付け根の部分がふっくらとしたものは、甘みがあって美味しいとされています。
ほうれんそうは乾燥に弱いため、濡れた新聞紙などで包みナイロン袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
その際立てて保存するようにすると、日持ちしやすくなり、また茎が曲がるのを防いでくれます。
また、冷凍保存する場合は、一度茹でてから冷水に落として水気を絞り、カットしてから小分けするようにしましょう。
今回ご紹介するレシピは、ほうれんそうをたっぷり使った、栄養満点のチヂミです。
- ほうれんそう 1株
- 豚ばら肉(薄切り) 80g
*小麦粉 100g
*片栗粉 25g
*塩 小さじ1/2
*中華ダシの素 小さじ1/2
*卵 1個
*水 130~150cc
- サラダ油 適量
- ゴマ油 少々
- しょう油 大さじ2
- 酢 大さじ1.5
- コチュジャン 小さじ1
- ごま油 小さじ1/3
- 白ごま 適量
下準備
- ほうれんそう
塩少々(分量外)を入れた熱湯で茹でます。
水に取ってアクを抜いてから、しっかりと水気を切ってください。
- 卵
溶きほぐしておきます。
1.下処理したほうれんそうは、1cm幅にカットします。
2.ボールに*を入れて混ぜ、なめらかになれば、しっかりと水気を絞った 1. を加えて、さらに混ぜ合わせます。
ほうれんそうの水きりの状態によって、水加減は調整してくださいね。
3.別のボールにタレの材料を入れ、しっかりと混ぜ合わせておきます。
4.フライパンにサラダ油をひき、生地の半分を流し入れます。
5.平らにして上に豚肉を置き、中火で3分程度焼きます。
6.焼き色がついたらひっくり返し、鍋肌からごま油を加えて、さらに3分程度焼きます。
7.火が通ったら、食べやすい大きさにカットして器に盛り、3. で作ったタレを添えれば完成です。
ほうれんそうはアクが強いため、茹でてから一度水にさらし、アク抜きをしてから使うと良いでしょう。
ただ、水にさらしすぎるとビタミンCなどの栄養が流れ出てしまうため、ご注意ください。
また、根の赤い部分には、骨を丈夫にするマンガンが含まれているので、捨てずにぜひ活用したいものですね。
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●日本野菜ソムリエ協会認定
・野菜ソムリエ
・ジュニア和食マイスター
・ベジフルビューティーアドバイザー
●日本フードコーディネート協会認定
・フードコーディネーター
忙しくても、身体に必要な野菜や果物を日常的に摂りいれるために・・
簡単にできる副菜や野菜料理レシピの提案・開発を行っています。
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ともに、健康・美容分野との方々とのコラボイベントなども開催しています。
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