花粉症の治し方は「花粉」より「体質改善」!鼻水・鼻づまり症状の原因とは (2/2)

花粉症の症状の中から「鼻水・鼻づまり」に焦点を当て、東洋医学の観点から原因を解説。体質改善を重視し、西洋医学とは全く異なる治し方で、花粉症対策に取り組んでみませんか?

執筆者: 西野雅也 職業:鍼灸師/TLC(セラピストリーダーズカレッジ)理事
花粉症の原因は、「花粉」より「体質」!

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、花粉症をテーマにしているのに、ここまで「花粉」については全く出てきておりませんね。


東洋医学的に花粉症を考えると、花粉の飛散量などは、あまり重要視しません。
関係なくはないですが、それよりも体質の方に重点を置いて考えます。

 

症状が現れない人がいるのはなぜ?

花粉の飛散量が多くても、症状が現れる人と現れない人がいるということは、「個体差がある」ということですね。
その個体差というのは、すなわち体質のことです。


季節の気も、全ての人が影響を受けます。
けれども、症状が現れる人とそうでない人がいる、ということで、「体質」というところに原因を絞り込むことができます。

 

花粉症を治すには、体質改善が不可欠!

逆に言えば、体質が変われば、症状が抑えられたり、現れなくなったりすると言えます。
体質を作るのは生活習慣ですから、今一度、ご自身の生活習慣を見直してみましょう。

 

おわりに

東洋医学は体質を一人一人見極めることに優れています。

 

ですから、東洋医学的に自分はどのような体質の偏りを起こしているのかをきちんと診察してもらい、少しずつ体質を変えていくという方法をお薦め致します。

 
 コラムニスト情報
西野雅也
性別:男性  |   職業:鍼灸師/TLC(セラピストリーダーズカレッジ)理事

大阪府藤井寺市で東洋医学専門の鍼灸治療院 鍼灸 雅(みやび)の院長をしております。
東洋医学は「あるがままの人間」と向き合う医学。
「人対人」をモットーに、臨床家の道を歩んでおります。

◎東洋医学に関するブログも毎日更新しております!
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