初出勤、マナーはOK?先輩や上司の好感度を上げる3つのポイント
新社会人(新卒・新入社員)の入社初日、ビジネスマナーは大丈夫?先輩や上司からの第一印象を良くする服装やコミュニケーション方法をご紹介します。
こんにちは。マナープロトコール講師の矢野誉美です。
新入社員のみなさん、おめでとうございます。
いよいよ、心躍る社会人一年生です。
第一印象が大切な入社初日。
心得ておきたいマナーとエチケットをご紹介します。
出社初日からの遅刻は厳禁です。
会社にとっても、これから同じ仕事をする仲間にとっても、非常に良くないイメージを植え付けます。
電車の遅延や不測の事態に備えて、予め余裕を持って自宅を出ましょう。
万が一、交通機関の乱れなどで遅刻をしてしまいそうな時は、必ず事前に電話をしてその旨を伝えます。
最寄りの駅に着いたら、遅延証明書を忘れずにもらっておきましょう。
緊張のあまり良く眠れず、朝寝坊をしてしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、当然焦ってしまいますが、心を一度落ち着けて会社に電話をし、正直に「寝坊をしてしまった」事を伝えましょう。
「自己管理不足で申し訳ありません。」と謝罪をして、出来るだけ早く会社に向かいましょう。
会社員であれば、スーツ姿で入社初日を迎えることがほとんど。
新入社員としてふさわしい身だしなみで出社しましょう。
オーソドックスなデザインのスーツがベスト。
派手な色合いや太目のストライプなどは、避けた方が無難です。
小物は、スーツの色やデザインに合わせて、華美にならないものがいいでしょう。
飲食店や衛生関連の会社などは、指輪などのアクセサリーにも制限がある場合もありますので、入社初日には何も着けて行かない方がいいでしょう。
ナチュラルメイクが基本です。
ノーメイクも、社会人のマナーとしては考え物。
顔色が悪く見えないように、明るく健康的なメイクを心掛けましょう。
ロングヘアーは、ヘアゴムなどでまとめておきましょう。
また、最近は個性的な髪色が流行っていますが、自然な髪色がその人には似合うように出来ています。
眉やまつ毛の色と相違のないような色が、好感が持てます。
ハイヒールの場合は、高くなり過ぎないものが良いでしょう。
また、ピンヒールもビジネスの場にはふさわしくありません。
ストッキングはご自分の肌の色に近い、ナチュラルベージュが無難です。
また、予備のストッキングを常備しておきましょう。
紺・またはグレーの無地のものが良いでしょう。
上下揃いのものが原則です。
最近では細身のスーツが流行していますが、ご自身の体型に合ったものを吟味して選ぶようにしましょう。
襟首や袖口の汚れに注意しましょう。
白が無難ですが、薄い色の着いたものでも構いません。
ただし、濃い色など派手な物は避けるようにしましょう。
男性の服装の中でも、個性を表すことができるアイテムです。
新入社員の場合は、ストライプやさりげないデザインのものが無難です。
ビジネスの場にふさわしい髪型にします。
新社会人という立場をわきまえ、おしゃれよりも身だしなみという観点から、相手に不快感を与えない髪型を心掛けましょう。
フケや寝ぐせ、また無精ひげも厳禁です。
紐靴で、黒か濃茶が基本です。
つま先や踵がすり減っていないか注意しましょう。
また、デザインよりも、手入れがなされていることが重要です。
毎朝、出勤前に靴を磨く習慣をつけておくといいでしょう。
基本的には靴の色と合わせます。
柄物は避け、靴と同様汚れが目立たないか、細かにチェックするようにしましょう。
入社初日は誰でも緊張しているもの。
あいさつは、なるべく自分からするように心がけましょう。
この時のポイントは「明るく、元気よく、笑顔で」。
このように、自己紹介を兼ねて話しかけてみましょう。
これとは反対に、知っている仲間同士で固まり、大きな声で盛り上がるのは厳禁です。
すでに学生という場から離れ、社会に出た一員として、周りに気遣いをすることができ、まんべんなく仲間と打ち解けることが出来るかが非常に大切です。
社会人1年生は、これから様々な事を先輩から教わる、充実した年になりますね。
服装や身だしなみのみならず、生活態度や言葉遣いまで、これまでとは違った環境の中で過ごしていくことになるでしょう。
時には、今までに経験したこともないような壁にぶつかることもあるかもしれません。
ですが、その一つ一つの経験が、後にみなさん役に立つことは間違いありません。
社会生活や先輩から、たくさんの事を教えてもらうという立場をわきまえ、積極的に学んでいけば、確実に成長することに繋がります。
仕事をして対価を得ることは、とても重要なことです。
率先して社会の一員となり、日々楽しく仕事が出来るような、そんな1年になることを心から願っております。
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外見だけでなく、内面も同時に磨けたら。
マナーとは敷居の高いものではなく、産まれてから今日に至るまで日々、家庭の中で育まれてきたものです。
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