婚約指輪の定番「ダイヤモンド」の選び方。品質基準「4C」とは (2/2)
飯田馨
婚約指輪・結婚指輪と言えばダイヤモンド。価値(ランク)や価格を決める品質基準「4C」とは、どんな意味があるのでしょうか。マリッジリングの宝石の選び方を解説します。
なぜ「A~C」がないのか?
現在の4Cという基準がなかった時代に、各ダイヤモンド業者のカラーを「1,2,3」もしくは「A,B,C」とランク付けして取引をしていた風習がありました。
そのため「D」から始めたという説と、Diamondの頭文字の「D」だという説とがあります。
鑑定書の発行機関について
ダイヤモンドの4Cの等級をつける鑑定機関は、複数存在します。
つまり、鑑定機関にも優劣があるのです。
こちらが、代表的な3つの機関になります。
海外
- GIA(米国宝石学会)
国内
- CGL(中央宝石研究所)
- AGTジェムラボラトリー
おわりに
ダイヤモンドの、一般的な選び方に用いられる基準「4C」をご紹介してきました。
しかし、4Cは参考程度に、ご自分の目で確認して納得するのが、最良の選び方だと思います。
実際にダイヤモンドを上下左右動かしたり、光源や明暗を変えてみたり、ルーペで表側、側面、裏側も確認するなどしてみて下さいね。
ダイヤモンドで注目しておくべき3つの輝き
- 強いクリアな輝き
- 美しい輝き色の反射
- 表面の輝き
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