トラブル肌と老化肌の正しいスキンケア方法を解説。化粧品で、加齢によるシワ、たるみ、毛穴の開きシミ・くすみ・クマ・肌荒れ・乾燥は改善できる?
こんにちは、スキンケアカウンセラーの松原好克と申します。
前回のコラムでは、「肌トラブルと肌老化の違い」についてご説明しました。
今回は、「肌トラブルと肌老化のスキンケア」についてです。
肌荒れ・乾燥などが徐々に現れたトラブルは、まずは刺激を抑えることが大切です。
- 洗顔料のみで落とせるパウダー系の軽いメイク料を使用し、クレンジング料は使用しない。
- 化粧品は擦ったり叩いたりせず、手の平や指で優しく押さえるようにして塗布する。
- 力を入れて引っ張ったり、持ち上げたりするマッサージは控える。
なお、肌に付けるアイテムとしては、水っぽいもの(化粧水やローション)は肌への衝撃が強いため、トラブルを起こしている肌には不向きです。
保湿クリームやワセリンのみの、シンプルな化粧品で様子を見ましょう。
そのため、まず皮膚科クリニックに相談されることをお勧めします。
日本で製造されている化粧品は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)という法律に基づいて生産されています。
ですから、化粧品によって、一度肌に刻まれた老化現象を改善することは、残念ながら難しいと考えられます。
しかしながら、肌老化のタイプによっては、老化の進行を緩やかにする予防効果を得ることが可能です。
医薬部外品に承認された美白化粧品の使用で、予防が可能です。
ピーリングや酵素洗顔料などで古い角質を除去することによって、透明感を出すことは可能です。
化粧品やスキンケアでは、予防することは難しいでしょう。
それでも、どうしても肌老化を改善したいならば、美容皮膚科や美容外科などの医療的施術に頼るしかありません。
刺激が伴う化粧品ほど、美肌効果が高い
化粧品は刺激があってはならないというのが一般論ですが、一部の美容成分「ビタミンC誘導体・レチノール・AHA(ピーリング)」などは、人によって、かさつきや乾燥などの副次症候を覚えることがあります。
けれども、あまり知られていませんが、肌への刺激を伴うものほど美肌効果は高いのです。
とはいえ、世の中の風潮としましては、できるだけ刺激が少なく美肌効果を得られる化粧品を望んでいますので、その需要と供給の格差が、多くの人を惑わせている要因になっていると考えられそうです。
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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