知ってたらクラシック通。マイナーだけれど名曲なピアノ音楽5選
マイナーで大人気曲とは言えないながらも、長く愛され続けているクラシックの名曲。作業用BGMにもおすすめのピアノ神曲、聴いてみませんか。
こんにちは、ピアニストの小川瞳です。
クラシック音楽は無数に存在します。
何百年もの歴史があり、さまざまな国で受け継がれている文化ですから、そのすべての曲を把握している人間は、おそらく存在しないのではないでしょうか。
しかし、有名になるのはほんの一部で、埋もれている名曲のほうがずっと多いのです。
そこで今回は、有名作曲家のマイナーな名曲と、マイナーな名作曲家をご紹介しましょう。
メジャーとマイナーの線引きが難しいところですが、クラシック音楽にあまり馴染みがない方を想定して選曲してみました。
ピアノ曲です。
第一番のプレリュードは、シャルル・グノーが「アヴェ・マリア」の伴奏として使っています。
明るい性格を持つ長調の作品が多いことで知られるモーツァルト。
ですが、この曲は珍しく短調です。
イギリス国歌は、非常に格好いいメロディーです。
ベートーヴェンが、そのメロディーをテーマにして、ピアノ曲を作ったのです。
ピアノ作品の最高峰のひとつと言える名曲です。
世界中のピアニストにとって特別な作品となっていることでしょう。
マイナーな名作曲家としては、主に、子供が演奏するための作品を多く手がけた作曲家が挙げられます。
プロのピアニストが演奏する機会が少ないため、その音楽も、作曲家の存在も、世に広まりにくいからです。
ですが、演奏するための難易度としては、初心者レベルだとしても、楽曲としてのすばらしさは、また別問題です。
たとえばギロック、カバレフスキーなどです。
あまり有名な曲ではありませんが、チャンスがあったらぜひ聞いていただきたい、素敵な音楽です。
クラシック音楽は受け継がれていくことが大前提なので、マイナー過ぎてまったく弾かれなくなってしまったら、
その時点で曲そのものが消えてしまうと思います。
逆に言えば、たとえ一般の人にとってはマイナーだとしても、きちんと演奏され続けている曲には、それだけの価値があるということです。
今、世の中に存在しているということだけでも、その曲が名曲である証と言えるでしょう。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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