Soy bean(大豆)は、美容・健康・ダイエット・アンチエイジングに効果的な食材です。黒豆、豆乳、納豆、高野豆腐の栄養効能と食べ方を解説。

Soy beanの力で女子力アップ!

こんにちは、アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。

毎日の食事に何気なく摂り入れている、Soy bean(大豆)。
このSoy beanは、美容・健康・ダイエット・アンチエイジングにとても有効な食材です。

 

そこで今回は、Soy beanの効果的な取り入れ方を、食材別にご紹介します。

 

 

黒豆(black bean) 
美肌&ダイエット&アンチエイジングに

美肌&ダイエット&アンチエイジングを目指す方には、黒豆がお勧めです。
黒豆は、大豆ペプチドの効果で基礎代謝をアップするので、ダイエットのお手伝いをしてくれます。

また、不溶性食物繊維が、腸の蠕動運動を活発にしてくれるので、便秘解消にもお勧めです。
そして黒豆は、皮膚のコラーゲン・ヒアルロン酸の生成を促し、たるみやシワを改善、弾力と潤いのある肌へ導く等、メリットがたっぷり詰まった食材です。

アントシアニンが抗酸化作用に優れ、アンチエイジングにも期待できます。
水煮より蒸すか炒るほうが、栄養が流れないのでお勧めです。

 

 

豆乳(soy milk)
女性ホルモン活性化に

女性ホルモンを整えたい方には、豆乳がお勧め。
大豆イソフラボンの摂取は、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするので、不足しているエストロゲンを補ってくれます。

ただし、摂り過ぎるとホルモンのバランスを崩す場合もあるので、注意が必要です。
冷え防止には、豆乳を温めて飲むと良いでしょう。

 

納豆(fermented soybeans)
美腸へと導く!

腸を目指す方には、大変お勧めの食材です。

 

納豆は発酵食品で、納豆菌は腸内環境を整えるのに大変有効な食材として注目されています。

納豆に含まれる成分レシチンが、老廃物を排出し、腸のお掃除をしてくれます。

 

また、納豆菌の中の成分「ナットウキナーゼ」には、血中を溶かして血液をサラサラにするので、生活習慣病、心筋梗塞、脳梗塞等の予防など、沢山の健康効果が期待できます。

 

キムチと一緒に食べると、美腸効果UP!

納豆はキムチと合わせていただくと、納豆菌が乳酸菌の増殖を助けるので、美腸効果がグンとアップします。

 

 

高野豆腐(freeze-dried bean curd)
脂肪肝予防に

脂肪肝は、肝臓に中性脂肪が蓄積されること。

脂っこい食べ物やアルコールが好きな男性だけでなく、甘いもの摂りすぎる傾向がある女性も脂肪肝になる可能性があるのです。

 

高野豆腐は、凍らせて乾燥しているので、変性した良質なたんぱく質が豊富に摂れます。

この変性したたんぱく質は、コレステロールの吸収を抑えます。

 

また、高野豆腐の脂質は高いのですが、この脂質はほぼ不飽和脂肪酸なので、中性脂肪を減らし、コレステロール値の減少に期待できます。

ただ、普通のお豆腐よりもカロリーが高いので、1日30g程度が良いでしょう。

摂りすぎると悪影響! 適量を守るのがポイント

Soy beanは、摂りすぎ注意の食材です。
摂りすぎは、下痢やアレルギーを発症したり、発ガン性のリスクが高まったりと、摂りすぎるとかえって体に悪影響になる場合もあります。

 

毎日、適量をバランスよくいただきましょう。
イソフラボンの1日の摂取量の上限は70mg~75mgと言われています。

 

  • 黒豆 black bean(30mg中)…約11mg
  • 豆乳 soy milk(200ml中)…約41mg
  • 納豆 fermented soybeans(1パック中)…約36mg
  • 高野豆腐 freeze-dried bean curd(1コ10g中)…約8.9mg

 

おわりに

Soy beanは、女性にとって大変魅力的な食材ということが分かりましたね。
美味しく効果的に摂り入れましょう。

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