色盲の人は視界の見え方が白黒?「色覚異常」にまつわる誤解を解く! (2/2)
視界の色がおかしい、変わる、色が違う…もしかして「色覚異常(色盲)」かも?遺伝である先天性と、病気の後天性があり、自分では気付きにくい病気です。
子供の頃からパイロットになりたいと夢見ていた少年が、大人になって適性検査で初めて自分が先天性色覚異常だと知り、悲しみ、悔しい思いを抱えることもあります。
現在、色覚検査は乳幼児・小学校〜大学の検診でも行っていません。
しかし地区町村によっては希望者(保護者が希望の旨を伝える)と、行ってくれる所もあります。
また、眼科で「色覚検査希望」の旨を伝えれば行ってくれます。
人間は誰にでも苦手・弱点があるものです。
運動が苦手、覚えることが苦手。
色覚異常の方々も「色を識別するのが少し苦手」なだけで日常生活に何の問題もありません。
家族や友達に色覚異常の方がいたら、様々な工夫で色誤認を防止してあげましょう。
また、自分が色覚異常なら「それが自分の個性」として胸を張ってくださいね。
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