夏のイタリア旅行に欠かせない持ち物&注意点
イタリアが最も輝く夏。そんな夏のイタリア旅行を最高に楽しむのに必要な持ち物と、注意することをまとめました。
青い空、青い海。
イタリアの夏は本当に「青」が美しく、海水浴客でにぎわう、1年で一番キラキラと輝く季節です。
そんな夏の旅行にお役立ちの情報をお届けします!
ずばり、日本の日焼け止めです。
日本人は日焼けを嫌いますが、イタリア人は褐色であればあるほど夏を満喫していると見られる傾向があるため、好んで日焼けをするんです。そのため、こちらで売られている日焼け止めは数値がかなり低め。
日本のように「SPF50」や「PA++++」はまず見かけないと言っても過言ではありません。
また、イタリアの夏は日差しが強いため、水分補給も大事です。
甘いドリンクや水が苦手・・・という方には、緑茶のティーバッグなどを持ってきてホテルで作ってマイボトルなどで観光のお供にするのがオススメです。
日本のようにペットボトルのお茶は売っていませんし、Te Verde(テ・ヴェールデ)=緑茶と書かれているペットボトル入りドリンクはお砂糖が大量に入っており、日本人的にはちょっと受け付け難い味です。
そして、夏旅に関わらずイタリア旅行にマストなのが便座除菌シート。
残念ながらイタリアのおトイレ事情は非常に悪いです。
日本のように便座クリーナーが備え付けられているところは非常に少ないので、便座除菌シートを携帯されることをオススメします。
太陽がギラギラと照りついてくるイタリアの夏。
イタリア人にも必須のサングラスは、ぜひ本場イタリアでゲットされてみてはいかがでしょうか?
おしゃれ好きなイタリア人らしく、横から見たデザインにもこだわったものが、ハイブランドでなくともアクセサリーショップでもお手頃値段で買えてしまいますよ!
イタリアの夏を楽しむのに必要なのは水着!
こちらイタリアの水着はカラフルでとっても可愛いです。観光中に、イタリアのユニクロ的なOVSやフットウェアのショップGolden Pointを見かけたら覗いてみてください。お手頃でかわいいデザインが豊富ですよ。
ランチ休憩の1時間を使って日焼けするためにビーチに寝転んでいる人もいるほど、海水浴は夏の生活の一部。
イタリアでは5月頃になると、すでにビーチには海水浴客が来はじめるんですよ。
パラソルやロッカーなどを貸してくれる「Bagni(バーニ)」=「海の家」は旅行客の海水浴の強い味方!
海の家には荷物を預けられるロッカーもありますが、できれば貴重品はホテルの金庫などに預けておくことをくれぐれもお忘れなく。
イタリア観光では、ドゥオモや教会などを見学される機会も多いと思います。
暑いのでタンクトップなどの涼しいトップスを着ている方も多いと思いますが、教会内の見学では、露出の多い服装は禁止です。
そのため、肩からかけられるぐらいの大判なスカーフを一枚カバンに入れて観光にお出かけされることをオススメします。教会によっては不織布を準備しているところもありますが、小さい教会などは備えて無いところもあります。
せっかくの美しい教会ですので、どんな所でも中を見学できるように準備しておきましょう。
日本人観光客を含め、アジア人の観光客に多い日傘+アームカバーは、はっきり言って浮いてしまいます。
日焼けが気になるのも分かりますが、前出のように、できるかぎり焼きたいイタリア人。彼らからすると「この暑い中、なぜ腕を覆っているの?」と少し不思議にさえ思っているようです。
日本の最強の日焼け止めでしっかり対策をして、日傘やアームカバーは思い切って日本に置いてきてみてください。郷に入っては郷に従え。イタリアの夏ならではのギラギラ太陽を満喫してみてください。
また、夏とは言え、朝晩の気温差は結構大きいイタリア。朝や夜用にカーディガンや薄手のジャケットなどもあると便利です。
世界中からバカンスでやってくる観光客を狙い、スリも多発する季節です。
私の周りでも、実際に旅行中にスリの被害にあってしまい、貴重品をもろとも失くした人もたくさんいます。
まずは気を抜かないことが一番のポイントですが、少し心掛けるだけでもしっかりと対策になるアイデアをお伝えします。
人混みを利用して、バスや電車、トラム内で体を密着させてバッグをカッターで切り、中の貴重品を抜くといった手口も多いそうです。この手口に有効なのが、バッグ・イン・バッグ。
もちろん、バッグは上部がファスナー開閉式で手を突っ込んで盗られないタイプのものであることは最重要ポイントですが、そのバッグの中に更にトラベル用品コーナーで売られているような仕切り付きのバッグを入れ、それに財布や携帯などを入れるだけでも、切られたときに二重になっているので対策になります。
旅行中は、まとまった金額を持ち歩くことも多いですよね。ただ、全部をバッグに入れていたらひったくり被害にあったときに、所持金ゼロになってしまいます。
こういったことを避ける為にも、お金は分散しておきましょう。
一番のオススメは、ウエストポーチ式や腹巻式のセーフティポーチです。
薄型の物は腰の低い位置で締めて、ジーンズなどを履くと目立ちにくいです。ただ、女性でスカートの場合は落ちてしまうと気づかないので注意が必要です。
また、何かあったときのためにクレジットカードもサイフとセーフティーポーチに分散させておくといいかもしれません。少額の紙幣なら、スーツケースの中に見えないように納めていてもいいかもしれません。
レストランで食事中、片言の日本語で話しかけてこられて、ふと気づくと横の椅子に置いていたバッグがなくなっていた・・・これも実際に私の知人が経験した置き引き被害です。きっと犯人は2人組だったのでしょう。
話しかけてきた人と話している間に、いつの間にかバッグを持って行かれます。駅構内でも切符を買うのを迷っていると、分からない言葉で話しかけてきて勝手に操作してお釣を取って逃げる犯人もいるそうですので、話しかけてくる人に親切に対応しないようにしましょう。
人混みの中では、バッグのファスナー部をご自分の手を置いてカバーしてください。これだけでも狙われる率がグンと減ります。
スリやひったくりは、隙を見てくるものですので、道を探しながら歩いているときや写真を撮っているときなど、十分に注意してください。一人旅でなければ、一人が写真を撮っているときは一人は周りを見ているといったこの行為も、「盗られないオーラ」を発することになります。
せっかくの楽しい旅行が台無しにならない為にも、旅行の準備はしっかりとして、スリなどには注意しすぎるぐらいを心掛けて行動してください!
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イタリアより、チャオ~!
英語を学ぶ為、ペンパルで文通を3年ほどしていたイタリア人の彼と、ひょんなことからお付き合いが始まり、大阪・ジェノヴァ間で行き来する国際遠距離恋愛を8年続け、2011年にようやく結婚することとなりました。
イタリア語も話せないまま嫁いできましたが、住めば都!?
ジェノヴァが大好きになりました。
まだまだ日本の皆様にはあんまり知られていないジェノヴァの魅力を色々書き綴っていきたいと思います!
ブログ「そうなの!?イタリア ~イタリア人っぽい日本人×日本人っぽいイタリア人との国際結婚~」も宜しくお願いします♪
http://ameblo.jp/sounano-italia/
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