インナーマッスル(体幹)など、姿勢を保つ筋肉を鍛える方法&ヨガポーズ。ウエスト引き締めやヒップアップ、ゆがみ解消、代謝アップも期待できます。

姿勢を保つ筋肉を鍛えるアイテム&バランスポーズ

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。

 

電車で揺られていて体勢を崩したり、何もないところでつまずいて転びそうになったりと、姿勢が不安定になった時に持ちこたえることが難しかった経験はありませんか?


姿勢を保つ筋肉が衰えると、バストやヒップ、ウエスト、骨格も、本来の位置に留めておく力が弱くなります。

そのため、お腹が出たり、お尻が下がったり、O脚など脚の変形をまねいたりする可能性もあります。


今回は、筋肉を鍛えるアイテムと共に、ゆがみの予防やリフトアップポーズをご紹介します。

 

 

便利で快適な生活では、筋肉は怠けがち…

普段背もたれのある椅子に腰を掛けたり、立っていても掴まる所や寄りかかるところがあったりと、姿勢を保つ筋肉をあまり使わなくても、何となく生活できてしまいます。

 

楽な姿勢は、偏りを生む

また、椅子に座ると脚を組むクセがある人はいませんか?

どちらかの足を引いたり、どちらかのお尻に体重をかけたりしていませんか?


それも姿勢を中央に保つ筋肉が衰えたせいで、左右前後偏った端に重心をスライドさせないと落ち着かない、寄りかからないと姿勢を保てなくなっている証拠です。

 

あえて不安定なポーズをとろう!

逆に言えば、あえて姿勢が不安定になりやすいポーズ(体勢)を取ることで、姿勢を正しく保つ筋肉を活性化して鍛え、ゆがみのない本来の引き締まった体を取り戻すことができます。

 

グラグラ状態を作り出す「バランスボール」

直径が50~60㎝のバランスボールを椅子代わりに座ってみましょう。

グラグラするので、自然と骨盤周りの筋肉がバランスよく使われて、ゆがみが取れたり、代謝が上がったりして、お腹周りがすっきりする人もいます。


海外の小学校や、日本でも会社で取り入れている所があります。

 

椅子の上に敷いて使える「バランスクッション」もお勧め!

バランスボールが扱えなくても、クッションの大きさのディスク状のボールがあります。
それをクッション代わりにして座るのも、バランスボール同様の働きが期待できます。

 

 

バランスポーズ1「星のポーズ」

ウエスト引き締めやヒップアップ、ゆがみ解消に効果的なポーズです。

 

両足を肩幅程度に開いて立ち、両手を斜め上に伸ばします。

 

 

右足に体重をかけて左足を浮かせ、体を右にやや回転させた状態で姿勢をキープします。

 

5呼吸ゆっくりキープをしたら元に戻り、反対足でも同様に行います。


斜めに傾いた姿勢でも、背骨や手足をまっすぐ放射状に伸ばしておくことで、骨盤周りやウエスト周りを中心として、全身の筋肉をまんべんなく使うことができます。

 

バランスポーズ2「椅子のポーズ」

つま先と膝をまっすぐ前に向けることで、股関節やももの周りの筋肉のバランスを良く整えます。

 

両足を腰幅に開いて、つま先立ちになり、両腕は前に伸ばします。

 

 

息を吐きながら、つま先立ちのまま後ろの椅子に腰を掛けるようなイメージで、お尻を後ろに引いていきます。

このポーズのまま深呼吸を5回繰り返します。

 

息を吸いながら立ち上がって、吐きながらかかとを下ろします。


つま先立ちは、足の親指をしっかりと床に押し付けるようにしましょう。

 

おわりに

便利な生活に怠けている自分の筋肉に少し刺激を与えて、本来の美しい骨格とボディラインを取り戻してみませんか?
日常生活に取り入れる参考になれば幸いです。

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