雨の日にむくむ原因は?湿気による「むくみ」解消術3選 (1/2)
漢方Kaon
こんにちは、漢方アドバイザーの寺井麻友です。
湿気が多くなってくると、体が重だるく、いつもよりむくみやすくなったりしませんか?
これは空気中の湿気が皮膚を通って体の中に入ってくるから。
これを漢方では「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。
むくみは体に溜まった余分な水分。
要らないお水はおしっこや汗で外に出してしまいましょう!
しかしそれがうまく出せない、水分代謝がうまく回らない人がむくみやすい人という訳です。
水分代謝をあげるには、まず体を温めて、体の水の巡りをよくしましょう。
湿気が多い時季も「入浴」が効果的です。
38℃~40℃位のぬるめのお湯にみぞおちの下まで浸かって下半身を温め、じわっと汗をかけば、体内の余分な湿気が外に出て、スッキリできます。
また体を温めると血液循環がよくなり、水の巡りもよくなります。
特に冷房などで冷えた日は、湯船に浸かってその日の冷えをリセットしましょう。
冷やさないことがむくみにくい体を作る第一歩です。
体の中の水はけを良くする食べものや漢方薬を取り入れると、よりむくみに効果的です。
あずき、はとむぎ、金針菜、黒豆、枝豆、トウモロコシ、冬瓜、ズッキーニ、レタスなど。
特にあずきには解毒作用もあり、昔は毎月1日と15日に食べられていたそうです。
15分くらい水に浸しておいてお米と一緒に炊けば、あずきご飯ができます。
毎日のご飯に混ぜるだけで、簡単に美味しく、むくみ知らずになれます。
お野菜は、なるべく火を通したものをいただきましょう。
生野菜は体を冷やすので、むくみやすい人にはお勧めできません。
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