食事制限中、我慢できずドカ食い。ダイエットあるあるですよね。食べた分をなかったことにするリセット&リバウンド予防方法を紹介。

ダイエット中なのに食べ過ぎた!なかったことにしたい…!

こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。


ダイエット中なのに、ついつい食べ過ぎてしまった…甘いお菓子の誘惑が…。

食べてしまった後に後悔した経験はありませんか?


今回は、ダイエット中に食べ過ぎてしまった時のリバウンド対策をご紹介いたします。

 

 

食べ過ぎたからといって、その後食事を抜くのはNG!

食べ過ぎると、後悔して、その後の食事を抜いたりしていませんか?
その行為はダイエットにはNGです。

 

食べないことは血糖値の急激な上昇を招く

食事を抜くと、かえって血糖値を上げてしまいます。

血糖値が急激に上がると、インスリンにより脂肪を蓄積させてしまいますね。
食べ過ぎたからといって、翌日すぐに脂肪になってしまうわけではないのです。


ですから、朝・昼・晩、きちんと食事を摂り、食べ過ぎてしまった分は、次の食事から、野菜などをしっかり摂り入れて、カロリーをコントロールしながら糖をリセットしましょう。


カロリー調整は、トータル1週間の中で調整しましょう。

 

血糖値というのは、「急激に上がると急激に下がる」という特徴を持っています。
急激に下がると、脂肪を溜め込みやすかったり、空腹を感じやすくなったりしますので、ダイエットには良くありません。

 

食べないダイエットが成功しない理由と、痩せる食事の食べ方 より

 

基礎代謝量を知ってカロリーコントロールを行う

太ってしまう原因のひとつは、消費カロリーと摂取カロリーのバランスです。

 

消費カロリー以上に摂取カロリーが多いと、当然脂肪を蓄えてしまいますね。
まずは、ご自分の基礎代謝量を知ることも、正しいダイエットをするうえで大切なことでしょう。

 

基礎代謝量とは

人が生きるために必要なエネルギー量であり、なにもせずにいても消費されるカロリーのことです。
基礎代謝量は、年齢や性別によって変わってきます。

 

18~29歳 男性 約1510㎉ 女性 約1120㎉
30~49歳 男性 約1530㎉ 女性 約1150㎉
50~69歳 男性 約1400㎉ 女性 約1110㎉ 

(平均/厚生労働省2010年版)


食べ過ぎてしまった時は、カラダに必要なカロリーは確保しつつ、食べ過ぎないようにします。

高カロリー食品は避け、バランスよい食事で、カロリーコントロールを心掛けましょう。

 

脂肪になる前にリセットできれば、リバウンドの心配はより少なくなるでしょう。

普段から基礎代謝量アップを心掛ける

普段から基礎代謝量をアップして、脂肪を燃焼しやすいカラダを手に入れましょう。

 

筋肉がないと基礎代謝が低くなる

基礎代謝量を上げるには、まず筋肉量を増やします。

筋肉はエネルギー消費量が最も多いそうです。

普段から手軽にとり入れられる、スクワットなどの運動を心掛けるとよいでしょう。

 

筋肉を動かすには、大きなエネルギーが必要になります。
そのため筋肉が多ければ、多くのエネルギーを消費できます。
すなわち、エネルギーの消費量が多ければ、太りにくいカラダになるのです。

また、1日に消費されるエネルギーの約60~70%を占めるという基礎代謝のうち、その約40%が筋肉が消費するエネルギーだといわれています。

 

スクワットって痩せる?ダイエット効果は?正しいスクワットのやり方

 

胃腸や体温を温めよう

また、体温アップは基礎代謝量アップにつながります。

体温が1度上がると、基礎代謝量は13%アップします。

理想体温はなんと36.5℃以上。


バランスの良い食事、入浴は湯船に浸かり、良質な睡眠をとる。

体温をアップさせるためにも、規則正しい生活を心掛けましょう。

 

 

また、毎日の食事に、乾燥したショウガをプラスすることで、ショウガに含まれる成分ショウガオールが体を温めて、体温アップに期待できます。

 

生姜は身体を温める効能があるものの、発散してしまい、温まるパワーがとどまらないと言われています。
これに対し、乾姜は乾燥させることによって発散力が弱まるため、身体にとどまって温める力が生姜よりもより高いとされています。

 

激冷え性を改善!乾燥生姜「乾姜」の簡単な作り方&使い方

 

筋肉量アップ&体温アップで、基礎代謝量をアップさせて、太りにくいカラダを手に入れましょう。

普段から代謝を上げることも、食べ過ぎたときの緊急対処法になる

ダイエット中なのにちょっと食べ過ぎてしまったり、ダイエット中の甘いお菓子の誘惑に負けてしまったとしても、普段から対策を間違えなければ、リセットとまではいかずとも、リバウンドせずに済みますね。


食べないダイエット、単品のみ食べ続けるダイエット、むやみに「痩せる食材」を取り入れまくったダイエットは、栄養バランスを損なうので注意が必要です。

このコラムに関するタグ

この記事を書いたコラムニスト

美容
LATTE BEAUTYに関しての機能要望・ご意見はこちらからどうぞ