
出来たシミを薄くする方法は、化粧水や美容液、美白食材のほか、生活習慣も大きく関係しています。しみ対策生活習慣を解説。
シミを予防・改善する方法は、病院でのレーザー治療を除き、おおむね以下の通り。
☑ 美白化粧水、美白美容液でスキンケアをする
☑ 新陳代謝を促進し、メラニン抑制・排出効果が期待できる食材を食べる
☑ メラニンの過剰生成を抑制する過ごし方をする
今回は、3つ目の「過ごし方のコツ」をご紹介します。
シミをなくし、白い肌をキープする過ごし方のコツは、大きく分けて2つです。
1.新しいシミを作らないこと
シミの基となる黒色メラニンは日々生成されています。
せっかくシミ対策をしても、新しいシミの抑制にばかり効果が奪われてしまい、既存のシミ改善にまで力が回りません。
また、1度出来たシミを消すことはとても難しいため、出来る前に防ぐことが最も大切な美白対策と言えます。
表皮のターンオーバーによりメラニンは少しずつ排出されていきますが、ターンオーバーが狂っているとメラニンはいつまでも肌に残ったままです。
また、せっかくのスキンケア効果も、新陳代謝が乱れているとうまく働きません。
通常、表皮のターンオーバーは約28日周期と言われていますが、これも生活習慣やホルモンバランスの影響で容易に崩れてしまいます。
お肌のターンオーバーを整えることは、シミ改善のスピードを速めることにも繋がるのです。
予防美白として、以下の生活習慣を心掛けていきましょう。
夏にしか日焼け止めをつけないという方もいますが、残念ながら冬も雨の日も紫外線は降り注いでいます。
室内にいても、光老化の原因であり紫外線の9割を占める「紫外線A波(UVA)」は入ってきます。
そのため、季節室内外を問わず、日焼け止めは必ずつけるようにしたいものです。
SPFは高ければ高いほどお肌にも負担ですので、日常生活では30前後でも構いません。
ほとんどの「美白化粧品」と呼ばれるものは、出来たシミを消す作用ではなく、これ以上シミが出来ないようにする「予防美白」の視点で作られています。
少しずつ肌に蓄積されたメラニンがシミになるのを抑えるために、美白化粧品を使用しましょう。
日焼け止めはムラになったり、汗で落ちたり、また使用量が不足して効果が半減したりすることもあります。
そのため、日傘などのUVカットアイテムを併用すると、より効果的です。
室内に入り込む紫外線A波(UVA)を防ぐUVカットカーテンや、100%完全遮光の日傘がおすすめです。
喫煙をするとビタミンCを多く消費してしまいますので、メラニン抑制・排出が難しくなります。
さらにニコチンもお肌の新陳代謝を乱してしまうため、美白化粧品の効果を上手に活用できなかったり、お肌の再生が遅れてしまう原因にも。
前回、新陳代謝に良い食材をご紹介しましたが、そればかり食べていても栄養素はうまく働きません。
栄養素は単体で効力を発揮するのではなく、複合的に作用し合うため、バランスよく食べることが大切なのです。
ホームピーリングで古い角質を取り除き、肌代謝を活発にすることで、メラニン色素の排出を促します。
擦って落とすピーリングより、塗って洗い流すタイプがお肌には優しいのでおすすめです。
寝不足は肌細胞の再生を助ける成長ホルモンの分泌を妨げ、ターンオーバーが滞る原因になります。
ストレスも老化の原因である活性酸素を作り出したり、メラニン抑制・排出を助けるビタミンCを多く消費してしまいます。
ノンストレスな生活は現実的ではありませんので、自分に合ったストレス解消方法を見つけるようにしましょう。
シミを改善するには、内側・外側からのWアプローチが必須となります。
内側からのケアは、食べ物のほかこうした生活習慣からも取り入れることができますので、トライしてみてくださいね。
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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