夏の疲労回復に!鶏むね肉と夏野菜レシピ「大豆バーニャフレイダ」の作り方 (1/2)
夏の疲労回復にぴったりの「大豆」を使った簡単サラダレシピ。抗酸化作用、食欲増進効果もあり、夏バテ予防にも最適な料理です。
こんにちは、アスリートフードマイスターの佐々智雄です。
前回の記事にて、夏のトレーニングで疲れた身体を回復する食事の考え方についてご説明しました。
献立としてバランスよく、ということになりますが、その中の一品として「大豆」を使ったレシピをご紹介したいと思います。
夏は、胃腸の働きが弱まりがちなので、動物性脂肪の摂取を少し控えめにして、その分、植物性たんぱく質を積極的に取り入れたいところです。
多量の発汗で失われたカルシウムやマグネシウムなども補える点や、ビタミンB群を多く含む点でも、大豆は夏の疲労回復にもってこいの食材と言えるでしょう。
ただ、食感や食べにくさが理由で、豆が苦手な方も多いと思います。
夏場は、余計に喉を通りにくいかも知れませんね。
そう考えて、今回ご紹介するレシピでは、食べやすいように、すりつぶした大豆をソースとして使います。
この工夫により、のど越しが良くなっていますので、苦手な方もぜひ一度お試しください。
「バーニャカウダ」という、アンチョビとニンニクを使ったイタリア料理がありますね。
(バーニャはソース、カウダは「あたたかい」の意味)
同じものを冷たくしたソースは、「バーニャフレイダ」と言うそうです。
(フレイダは「冷たい」の意味)
アンチョビやオリーブオイルを使った一般的なものとは違いますが、ニンニク風味と見た目の雰囲気から、「大豆バーニャフレイダ」とネーミングしてみました。
鶏ムネ肉と夏野菜をたくさん使った、抗酸化力の高いサラダ感覚のレシピです。
- 大豆(茹でたもの) 100グラム
- レモン汁 大さじ2
- 米酢 大さじ2
- エゴマ油 大さじ2
- にんにく 一片
- 塩 少々
- カレー粉 小さじ2分の1
- 黄色ズッキーニ 適量
- 長芋 適量
- ゴーヤー 適量
- トマト 適量
- 鶏ムネ肉 1枚
- 長ネギ(青い箇所のみ)1本分
- 生姜 20グラム程度
1.鶏ムネ肉は、脂部分をとり除きます。
2.鍋に、1.の鶏肉とねぎの青い部分、スライス切りした生姜を一緒に入れます。
3.鶏肉がしっかり隠れるくらいの水を入れ、火にかけます。
4.沸騰して2分ほどで火を止め、鍋に蓋をして20分間放置しておきます。
5.鍋から取り出し、5ミリ幅程度に切ります。
茹で鶏は、作りやすい分量になっています。
必要に応じて、材料を追加してください。
1.茹でた大豆、あるいは市販の煮大豆をすり鉢ですりつぶします。
2.擦った大豆に、すりおろしにんにく、塩、米酢、レモン汁、カレー粉を加えよく混ぜます。
3.2.にエゴマ油を加え、さらによく混ぜます。
1.ゴーヤーは薄く切り、塩と一緒にビニールに入れて30分ほどつけておきます。
2.塩を洗い落として水を絞ります。
3.すべての野菜を同じくらいの大きさに、薄めにカットします。
4.茹で鶏、大豆ソース、野菜を盛り付けます。
以上で完成です。
ソースに鶏肉や野菜をつけてお召し上がりください。
それぞれの食材を生かして、消化よく、食欲を増進させることができるレシピになっています。
「イミダゾ-ルペプチド」という成分が多く含まれ、疲労回復によいと言われています。
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