こんにちは、マナー講師のやまだ理沙です。

職場には、性別や年齢はもちろんのこと、意地悪やイヤミを言う人や威圧的な態度の上司、イライラしている先輩など「困った人」はどこにでもいます。

ですが、こういったことをまともに受けて止めてしまうと、体も心ももちません。

 

 

このようなお悩みに上手く対応できるよう、役に立つフレーズをタイプ別にご紹介します。

 

最初に取り上げるのは、とにかく自慢が多い、女子（先輩）。

聞いてもいないのに自分のことをあれこれ話してきて、こちらのことも根掘り葉掘り聞いてくる人はいませんか？

 

「連休は何していたの？」「私は、彼氏と温泉に行ってたの」

こんな風に、頭の中は彼氏のことでいっぱいの同僚や先輩、いますよね。

 

 

それに、話したくないのに、「彼氏いないの？はやく作りなよ」などと、プライベートな質問をぶつけてくるケースも。

彼氏がいない人からしたら「イヤミ」に聞こえ、うんざりすることもあるでしょう。

 

「あなた達カップルになんか興味ないんですけど」と言いたいところですが、もちろん言えませんよね。

あからさまに、態度に出すわけにもいきません。

 

こういった場合、旅先に興味を持ったことにして、そこに会話のスポットを当ててみると、対応もラクになります。

こう質問してみましょう。

 

 

また、次のように相手のことを褒めてみるのもいいかもしれません。

 

 

そして、いつも黙って相手の話に付き合うだけではなく、自分のことをあれこれ聞かれたくない時は、こうやんわり伝えましょう。

 

 

そのとき、「話したくない、触れないで」オーラを出すと効果があります。

 

素直に彼氏を探している人は伝えて、そうでない場合は「今はひとりを楽しんでいる」と正直に言ったら、相手も分かるはずです。

 

いつも威圧的で頭ごなしに怒鳴ったり、部下にキツイ言い方をしたりする上司、いますよね。

こういった人は、自分に力があることを見せつけて威張りたいタイプ。

 

このタイプの人は、常に立てて持ち上げておけば機嫌が良いのです。

 

仕事で「ここが違うだろ！やり直せ」と自分がダメ出しされたとき、相手に質問をしたいなら、丁寧に言うように気をつけましょう。

 

 

「どこを直せば良いのですか？」とぶっきらぼうに返すと、相手はカチンときて、さらに威圧的になる場合もあります。

 

こういったときは「○○さんのお考え、視点をぜひ取り入れたいので教えていただけますか？」というように、丁寧に言うのがお勧め。

「教えてください」という態度を見せて、上司の意見を仰いでみてください。

 

頼りにされた、自分の方が上だと確信できれば、相手は威圧的な態度をとることなく、気分よく教えてくれることでしょう。

 

 

いつも気持ちに余裕がなく、せっかちで不機嫌な人いますよね。

こういった人は、要領よく仕事の段取りを組むのが苦手で、一度にいろいろなことを考えてすることができません。

 

こんな相手を不快にさせない言い方があります。