実践!「音楽」を使ったストレス解消方法。メンタルケアや免疫力アップに効果的♪

「音楽」を使ったストレス解消法。音楽鑑賞、ダンス、カラオケなどは、心のケアやメンタルヘルスを高める効果効能が期待されています。

執筆者: 小川 瞳 職業:ピアニスト
音楽でストレス解消する方法

こんにちは。ピアニストの小川瞳です。

今回は、手軽にできる音楽でのリラックスの方法について、ご紹介します。

 

人間は本能的に音楽を受け入れることができる

ベートーヴェンの有名な言葉に「音楽は魂に語りかける」という表現があります。
確かに音楽による刺激は、情緒と関係している視床を通じて、大脳に伝えられることがわかっています。


脳の情緒的な部分を使うということは、つまり、脳の知的な部分を通さないということです。
ですから、音楽に関する知識はまったくなくても、人間は本能的に音楽を受け入れることができるのです。

 

 

音楽は感情に直接働きかけてくれるため、音楽鑑賞が心のケアに役立つわけですが、よほど根っからの音楽好き人間でない限り、音楽だけで心の病を治すことは難しいのが現状です。


研究の結果、音楽が心の病を緩和することは明らかになっていますが、音楽は特効薬にはなりません。

 

日常的に音楽を聴いて、日々のストレスを軽くしよう!

そこで重要なのが、日常的に音楽を聴いて、日々のストレスを軽くしていくことなのです。


しかも、普段から音楽を取り入れた生活を送っていて音楽に慣れていると、ひどく疲れているときにも、心を音楽に寄り添わせることができます。


自分の好みの音楽をしっかりと把握していたり、元気が出てくる音楽は何か、癒される音楽は何かということを見極めやすくなるでしょう。

 

 

音楽に合わせて体を動かすと効果的

また、音楽に合わせて体を動かすことも大変重要です。

 

ストレス発散には、ダンスがベスト!

ダンスがストレス発散には最高の活動だと言われているからです。


もともとダンスは、生活が困難な国や時代に流行するものです。
それだけ、体が本能的にダンスを求めているのでしょう。

 

とは言え、なかなか個人的に家の中で踊ることは難しいものです。

 

音楽に合わせて手拍子をしたり、体を揺らしたりするだけでもOK!

それでも、音楽に合わせて手拍子をしたり、体を左右に動かしたりするだけでも、十分に体で音楽を感じていることになります。

 

 

カラダにもココロにも効く「カラオケ」のすすめ

カラオケで歌うことができたら、なお良いです。

 

肺の運動になり、脳の活性化にもつながる!

大声を出すことは、普段はあまり意識することのない肺の運動になりますし、目で歌詞を読み、即座に口に出して歌うという運動は、脳の活性化にもつながります。

 

ストレスへの耐性ができる

カラオケという伴奏に合わせることで、音楽との一体感が生まれますし、マイクを通した自分の声を聞くと、どことなく高揚してくる人が多いです。


自分の殻を破り、楽しみに没頭することができるので、日ごろの疲れを忘れさせる上に、ストレスへの耐性もできると言われています。
つまり、カラオケを趣味にしている人は、ストレスを感じにくいタイプになっているのです。

 

生活習慣病の予防にも役立つ

また、カラオケ中には、血圧が下がるというデータもあり、カラオケは精神面だけではなく、生活習慣病の予防にも役立つということがわかっています。

 

おわりに

ぜひあなたも思いきり歌って、音楽を楽しんで、毎日を明るく元気に過ごしてみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
小川 瞳
性別:女性  |   職業:ピアニスト

ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/

小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8