適温に温めた水「白湯(さゆ)」は胃腸を冷やさないのでダイエットにおすすめの飲み物。プロが教える水分補給の摂り方とは?
運動・食生活・生活習慣の3本柱でダイエットセッションを行う、ボディデザイントレーナーの花村育彦です。
無理なダイエット・筋肉トレーニングのみを行うのではなく、栄養管理も含めて運動・美容などによって、筋肉隆々といった不自然な体ではなく、自然で美しい体を造ること。(wikipediaより引用)
暑い時期が続く中、皆さんは何を飲んで過ごされていますか?
夏は熱中症・脱水症状を起こしやすいですから、こまめな水分補給を心がけることが大切です。
その水分補給について、「暑いから」といって、キンキンに冷えた水をガブ飲みしていませんか?
今回は飲む水の温度にアプローチをかけたダイエット法をお伝えいたします。
このような話があります。
乗客のほとんどが喜んでそれらを受け取る中、A国の人々は「あなたね、私たち○○人が冷たいものは飲まないことを知らないの!?」と言いました。
A国ではこのように、冷たいものを飲む習慣がなく、日ごろから温かいものを基本として飲むそうです。
私たち人間は冷え対してとても弱いのです。
A国の人々は、それを本能や肌で感じ取っているのかもしれませんね。
冷たいものは胃腸を冷やしてしまいます。
胃腸は全体の脂肪燃焼のうち約40%を担っていることは、当コラムでは『ダイエットの基本知識』となってきました。
ダイエットにおいて、胃腸を冷やすことは得策ではございません。
とは言うものの、温暖化が進み気温が30度を当然のように超える中で、温かいものを飲むことは正直むずかしい部分もあります。
汗を流す運動においては、冷水器などで冷えた水を飲むことはOK。
カラダは、常温の水よりも冷えた水の方が吸収率を高めるため、脱水症状を防ぐことができます。
汗を流さない運動、例えばヨガやピラティス、ストレッチにおいては、常温の水を飲み、胃腸を冷やし過ぎないようにしましょう。
運動後は白湯を飲み、胃腸をリカバリーすることもひとつのテクニックです。
食事中や通常の水分補給においては、夏も冬も共通して、私はダイエット中のお客さんには白湯をオススメしています。
白湯は一般的に水温が50度程度と言われています。
毎回測定することは現実的ではないため、口に含んだとき「ちょっと温かい」と感じるところでOKです。
私自身も夏などの暑い時期は、クーラーや扇風機が効いた部屋で白湯を飲むようにしています。
「室温が暑い」からといって、キンキンに冷えた水や氷を摂ることは、ダイエットの敵となります。
暑くてどうしようもないときには、冷たいシャワーを浴びると落ち着きます。
カラダに対して『外からは冷やしてOK、中からは冷やすな!』と心得ましょう。
ぜひ、皆さんの生活習慣に取り入れてみてください。
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