フリーランスって災害時は仕事ストップ?在宅勤務者が行うべきリスク管理

フリーランスや在宅ワーカーの場合、地震などの災害への備えも自己責任。災害で廃業しないためにリスクを洗い出し、影響を最低限に!

執筆者: 大西 紘平 職業:アパレル接客・暮らしガイド
災害に備える!自由業・在宅ワーカーがやるべきリスク分散とは?
新しい働き方「在宅」

フリーランスや在宅での仕事をされている方もいらっしゃると思います。

年々増加傾向にあるようで、新しい働き方の一つとしても注目されていますよね。

 

会社員から独立する方、片手間で始めた主婦の方が、いつの間にか年数百万円を稼ぎ出しているケースも珍しくありません。

 

災害への備えも全部自己責任

ですが、災害への備えを忘れてはいないでしょうか。

 

フリーランスや在宅ワーカーの方の場合、仕事場は自宅やレンタルオフィスなどが一般的で、会社に縛られることも無いですが、万が一災害が起こった場合、対応するのも全て自分自身です。

企業は危機管理マニュアルなどで災害時の対応をマニュアル化し、業務に支障が出ないよう、リスク分散を行っています。

一方の在宅で仕事をする方々の場合、地震などに巻き込まれても、全て自分で対応しなくてはいけません。

関係先への連絡や仕事再開に向けた準備、休業中の生活費の確保まで、あらゆるリスクに備えておく必要があります。

「データの保存方法」は大丈夫?

まず、仕事で利用するデータの保存方法を見直しましょう。

パソコンのハードディスクやSDカード、USBメモリなどに保存している方が多いと思います。

 

ですが、もし地震が起きたらデータ持ち出しが難しくなる可能性もありますし、水害ならデータ自体が消失するリスクがあります。

 

オンラインストレージ保存は必須!

可能なら、データのコピーをオンラインストレージに保管しましょう。

万が一災害でオリジナルのデータが失われても、オンライン上へバックアップを取っておけばデータの復旧も簡単です。

データを1カ所に集中させたり、バックアップを取らないのは危険です。

オンラインストレージは様々な端末からアクセス可能なため、PCが無い環境でもデータを取得できます。

持ち運べる端末を用意!

災害に巻き込まれて仕事が難しくなった場合、関係先に連絡を入れなくてはいけません。

そんな時はメールで連絡するとしても、もしパソコンが使えなくなったらどうしますか?

物理的破損はもちろんのこと、停電で一時的に使えなくなる可能性もありますよね。

ですから、困らないよう、なるべくタブレットなど、持ち運べる端末を用意しておきましょう。

スマホでも問題ありませんが、電話の利用がメインになると考えられるため、タブレットなど別の端末を準備したほうが良いかもしれません。

タブレットは色々使えるため、持っていない方も1台購入しておくと良いでしょう。

無線キーボードと組み合わせれば、最低限の仕事環境を整えることも可能です。

通信手段を見直してみる。

災害が起こると、電気やガス、水道などのインフラが止まることは珍しくありません。

ですが、それ以上に大変なのが通信インフラです。

一時的に回線がパンクし、繋がりにくくなることも度々あります。

ピークを過ぎて繋がりやすくなっても、固定回線だと物理的に破損して利用できない場合が考えられます。

例えば光回線なら、自宅は問題なくても、線を引き込んでいる電柱が壊れたままだと、ネットには繋げませんよね。意外と復旧に時間がかかります。

 

通信手段は2つ持っておきたい

第2の通信手段として、モバイル回線の契約も考えてみましょう。

災害時はどの回線業者も接続しづらくなりますが、固定回線とは違い、基地局さえ復旧すればすぐ利用できます。

ルーターとネットに繋ぐ端末さえ無事なら問題ありません。

SIMフリーのルーターと格安SIMを使えば、初期費用数千円+月額数百円で利用可能です。

タブレットと組み合わせて情報収集したり、メールを送ったりと、様々な使い方ができます。

 

最低でも3~4ヶ月分必要!生活費を確保

仕事を休業している間の生活費も備えが必要です。

 

会社の場合はお給料がありますが、フリーランスや在宅ワーカーは完全歩合制とほぼ同義であり、仕事を休むと1円も収入がありません。

これがもっとも痛手ではないでしょうか。

災害が起こってから生活費を確保するのは、難しいと思います。

前もって一定額を毎月貯金しておけば、万が一に備えられます。

 

定期預金、積立預金を利用

また、使ってしまうのが怖い方は、解約に手続きが必要な定期預金や、積立預金を利用すると良いでしょう。
定期預金・積立預金ともに解約に一手間必要ですが、災害時は特例ですぐ解約が可能な場合もあります。

つい浪費する癖があるならぴったりかもしれません。

しばらく避難所暮らしや、仮設住宅の入居待ちになることも考えられます。

賃貸物件の契約など考慮すると、最低でも3~4ヶ月分、できれば6ヶ月分の生活費は確保しておきたいところです。

ただし、仕事再開に向けた出費も考慮すると、更に上積みが必要になるかもしれません。

おわりに

近年は大規模な地震が多発し、台風などの水害も決して珍しくなくなりました。

インターネット環境の発達から、フリーランスや在宅での仕事も敷居が非常に低くなりましたが、災害への備えはほとんど出来ていない方が多いと思います。

「自分は大丈夫」と果たして言い切れるでしょうか。

仕事が出来ないと収入が途絶えますし、多少蓄えがないと仕事再開のための環境づくりが出来ない、と八方ふさがりな状況に陥るリスクが潜んでいます。

 



仕事に必要なデータはオンライン上へバックアップを取り、緊急時に持ち出せる端末を用意し、連絡のための通信手段を確保。

そして生活費もキープしておけば、最低限の備えは出来るでしょう。

フリーランスや在宅ワーカーの場合、災害への備えも自己責任です。

災害で廃業、という憂き目に合わないよう気を付けましょう。

 コラムニスト情報
大西 紘平
性別:男性  |   現在地:香川県  |   職業:アパレル接客・暮らしガイド

コラムをご覧いただきありがとうございます。

服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
Latteではファッション(業界ネタ中心)や生活の知恵など、様々なコラムを執筆しています。

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