十五夜だけじゃない!「十三夜(栗名月)」っていつ?読み方や意味、食べ物など (2/2)

十五夜の後にもお月見はあります。「十三夜(栗名月)」2016年の日付、お供え、食べ物など秋の歳時記知識を紹介。

執筆者: 柳澤ゆり子 職業:日本茶サロン主宰/日本茶アドバイザー/煎茶道師範
お団子の代わりに、栗ご飯を丸めてお供えしても楽しい♡

また、栗名月に因んで、栗ご飯を炊くご家庭も多いかと思います。

この栗ご飯を丸く丸めてお団子のように積み重ね、お供えするのもお勧めです。

 

 

漬物と美味しいお茶を用意すれば、お団子とは又違ったティータイムが楽しめます。

 

 

 お供えの飾り方

お月見では、月見団子以外に、季節の野菜や果物、ススキや秋の七草などをお供えします。
十五夜には芋(里芋)を、十三夜には栗や豆をお供えする事が多いようです。

お供えの配置は、「自分から見て」ではなく、「お月さまから見て」左に自然界の物、右に人口の物を飾るとか。
日本古来の考え方では、左側が上位とされている事に由来します。
よって、花や野菜・果物が左に、人が作ったお団子は右になりますのでご注意ください。

 

おわりに

日本特有の風流な風習、大切にしたいものですね。

十五夜だけでなく、十三夜のお月見の存在も意識して、どうぞお楽しみくださいね。

 
 コラムニスト情報
柳澤ゆり子
職業:日本茶サロン主宰/日本茶アドバイザー/煎茶道師範

自宅サロンにて「季節の和菓子と楽しむ日本茶サロン」及び「風呂敷塾」主宰。
身近な日本茶や和菓子・風呂敷から、四季のある日本で暮らす幸せを再認識して頂けたら♡と思い「美味しく楽しく美しく♪」をモットーに活動中。

煎茶道師範としても(まだまだ駆け出しではありますが)お稽古をさせて頂いております。ふろしき研究会所属。

ブログ:柳澤櫻園の『和の茶論(サロン)』かまくら http://wanosalon7.exblog.jp

 

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