小学校入学までに行いたい勉強準備はコレ!小学1年生で遅れをとらないために (1/2)
「小学校入学準備」進んでますか?ランドセルや学習机の購入だけでなく、勉強面の準備も大切です。と言っても、ドリルをする必要はありません。普段の生活の中で楽しみながら、十分に学習ができます。幼児期のうちに絶対身に着けておきたい生活習慣も紹介。
こんにちは、数教研の米田淑恵です。
幼稚園や保育園の年長さんのお母さんなら、そろそろ「小学校入学準備」が気にかかっているのではないでしょうか?
ランドセルを用意する、学習机を購入するといった物質的な準備とは別に、お母さんが気にかかるのは、おそらく勉強の準備のことでしょう。
今は、小学校に入学した時点で、すでにひらがなやカタカナまでは読み書きができるお子さんもかなり増えています。
早いお子さんなら、かけ算・割り算まで進んでいることも。
我が子が遅れをとったらと思うと焦ってしまいますね。
では、具体的にはどんなことをすれば良いのでしょうか?
勉強と聞けば「ドリル」などを想像している方もいるでしょうが、実は普段の生活の中で十分に学習ができるのです。
文字のことからはじめるなら、まずは、ひらがなやカタカナの「読み」ができるようになっていると安心です。
けれども、「お子さんが興味を持っていないのに、ひらがな表を毎日読ませる」というようなやり方だと、かえって勉強嫌いになってしまいかねません。
まずは、お子さんの名前の文字を読めるようにしてあげるとよいでしょう。
数:「トランプの7ならべ」・「スーパーでの買い物」は、数と量の理解に効果的
数なら100まで数えるようになるのも、お子さんが好きならよいですが、まずはものの数え方とその量を教えてあげるといいでしょう。
トランプの7ならべなどは、数を順に並べていくので、楽しみながら数え方を覚えます。
トランプは、絵札がマンガや写真になっていない普通の物の方が「ダイヤが4つあるからこれはダイヤの4か」と数と量が結びつきやすいです。
スーパーなどに一緒に行って「これはりんごだね。赤いのを2つ買おうか」などと話ながら選ぶと、「りんご」の文字を見て学び「あかいな」と色を認識し、さらに2つという数を量として理解することができます。
実際に色々なところに出かけて文字を読んだり、数字を確認したりする方法は、子どもにとっては遊びの延長なので、楽しみながら覚えてくれます。
小学校低学年のうちは、それほど勉強も難しくないのでわかりにくいのですが、2年の九九あたりから次第に「なぜかわからない」ことが増えていきます。
この時に大切なのは「机に向かう習慣」です。
これができれば、学校の勉強が難しくなってきても「一緒にやってみよう」と机に向かわせることができますが、習慣づけができていなければ、まずは机に向かう練習から始めなければなりません。
幼児期から座って何かを作業する練習を毎日やっている子どもは、小学校の45分もじっと話を聞ける子が多いようです。
そのためには、毎日一緒に机に向かってやる遊びをするとよいでしょう。
例えば、パズルやぬりえ、折り紙などもよいですね。
ボードゲームやトランプでももちろん構いません。
|
|
こんにちは。
数教研千里中央教室の米田です。
豊中市・千里中央の新千里西町会館にて、週2回皆さんと楽しく学習しております。
子ども達の「わかった!」という言葉を聞くのが何よりうれしいです。
ブログも毎日更新中です。一度のぞいてみてください。「数教研千里中央教室へようこそ」で検索。
|
|