フリーライターが語る!フリーランスとして独立…「成功して年収アップか?失敗して大後悔か?」 (2/2)

フリーランスという働き方のデメリットを紹介。年収が上がる、自由な働き方など成功談を聞くと独立したくなりますが、メリットだけ見ると失敗します。

執筆者: 大西 紘平 職業:アパレル接客・暮らしガイド
「訴えればいい」…言うは簡単だが

簡易訴訟は可能なものの、クライアントが個人であった場合、時間や手続きを考えると現実的ではありません(法人の場合は別です)。

そのクライアントが本当に信用できるか、仕事を受ける前に見極めが必要になるでしょう。

 

契約書、前金、代行会社を経由などでリスクを最小に

必ず契約書を交わすか、前金をいくらか貰う、クラウドソーシングを活用するなど、何らかの対策が必要です。

特に契約書は法的な効力を持ちます。

相手に常習性が見られるなら、詐欺罪で被害届あるいは告訴の手段も考えられます。

ただし、心身ともに大きな負担となるため、仕事は慎重に選びましょう。

 

その7 脱落する覚悟も必要

フリーランスは、時にクライアントとトラブルになることもあります。企業なら周囲のフォローもあり、責任の範囲も明確ですが、フリーランスの場合は自分で解決しなければいけません。

 

全てにおいて、最後まで責任を持つ覚悟が必要です。

 

今は成功していても…

「フリーランスとして独立して成功した」と言う方もいますが、フリーランスには明確な成功・失敗の基準がありません。

いつ成功するかも、失敗するかも分からないからです。

 

今は"成功している"と考えていても、1年後には収入が大幅ダウンし、"独立して失敗した"と感じてしまうことすらあります。

いつかは脱落するという覚悟も必要になるでしょう。

いわゆる背水の陣ですが、それ位の気持ちで独立し、時には失敗を受け入れる覚悟が大切です。

独立して"成功"するか、"失敗"するかはあなた次第です。

生半可な気持ちで独立しても、きっと後悔するだけでしょう。

 

おわりに

「フリーランスとして独立」という言葉は、たっぷりと甘い蜜を含んでいます。

我々は成功談や美談に目を奪われ、本質を見失ってしまいがちですが、それは"ほんの一握り"であることを忘れないようにしましょう。

 
 コラムニスト情報
大西 紘平
性別:男性  |   現在地:香川県  |   職業:アパレル接客・暮らしガイド

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