simフリーとは?MVNO(格安SIM)って?iphoneやAndroid初心者に分かりやすく説明!
月々のスマホ代を半額以下にできることから、今後ますます普及すると予想される「SIMフリー端末」。普通のスマホと何が違うのか、簡単にまとめてみました。
「SIMフリー」という言葉を耳にしたことがありませんか?
ここ1~2年は特に耳にする機会が増えたと思います。
何やら凄そうなイメージがありますよね。
ところで、この「SIMフリー」とは一体何でしょうか?
言葉は知っていても、意味は良く分からない方もいらっしゃると思います。
また、普通のスマホとどう違うのでしょうか。
まず、SIMフリーとは、携帯キャリアを問わず使える仕組みや端末のことを指します。
例えば、今までのスマホは、ドコモならドコモのスマホを、ソフトバンクならソフトバンクのスマホを契約する必要がありました。
これらは「SIMロック」という仕組みによって、購入したスマホなどの端末は他社で使えないようになっていました。
契約できる携帯キャリアに制約がある端末は「SIMロック」、制約が解除された端末が「SIMフリー」と言い換えられます。
通常の携帯キャリアで販売されているスマホは、SIMロックされています。
ドコモのスマホでソフトバンクを契約できませんし、ソフトバンクの端末でauのサービスを利用できません。
せっかくスマホがあるのに、特定の携帯キャリアしか契約できないと勿体ないですよね。
このため、解禁後は急速にSIMフリー端末が広まりました。
SIMロックによって端末に大きな制約が掛けられていましたが、近年、このような制約を一切排除したSIMフリーの端末が徐々に普及し始めています。
例えば1台でドコモとau、好きなほうの回線を選んで使えるなどですね。
もちろん端末が対応している場合に限ります。
それとほぼ同時に、様々なMVNOが格安スマホ・格安SIMと呼ばれるサービスを開始しました。
MVNOとは、ドコモやau、ソフトバンクなどから通信回線を借り、独自のサービスを加えて低料金でサービスを提供している業者のこと。
OCN mobile、楽天モバイルなど聞いたことはありませんか?
SIMフリーとMVNOは切っても切れない関係にあります。
携帯キャリアやMVNOの制約がないSIMフリー端末は、SIMカードを差し替えるだけで利用できます。
例えば、1台SIMフリースマホを購入後、同じ端末でDMM mobileやOCN mobile、楽天モバイルなど、SIMカードを差し替えるだけで、様々なMVNOのサービスが使えます。
とてもお財布に優しい仕組みですね。
ただし、SIMフリーも良いことばかりではありません。ドコモやauなどの携帯キャリアからMVNOへ乗り換えた場合、SIMロック解除手続き、あるいはSIMフリー端末購入が必要なこと、携帯キャリアのサービスを一切利用できない、などのデメリットがあります。
また、MVNOがサービス終了する可能性も残されており、その場合は別業者を探して再び契約しなくてはいけません。
それに、MNPの手続きも少し面倒です。
携帯キャリアを使い続けるか、SIMフリー端末に乗り換えるか。
いずれも一長一短ですので、慎重に検討しましょう。
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