嫌われる人の話し方には共通点がある!相手を不快にさせやすい5つの喋り方
相手を不快にさせやすい話し方を紹介。口調ひとつで、人に好かれるか嫌われるかが分かれます。印象が良くなる喋り方のコツとは?
こんにちは、 えむ心理研究室の石割美奈子です。
ゆったりと穏やかな話し方は、相手をリラックスさせ心地よい気持ちにさせてくれます。
けれども、口調によっては、相手を不快な気分にさせてしまうこともあります。
相手を良い気分にさせ、自分との会話を楽しんでもらうために、人を不快にさせやすい話し方についてご説明したいと思います。
このように、乱暴な言い方や語尾を不用意に伸ばす等の軽い口調は、「この人、何事も(悪い意味で)軽そう」と感じさせます。
軽い口調=雑で軽々しい性格という図式が成り立ってしまいます。
また、頭脳的で仕事がデキる人は「穏やかな口調で冷静にしゃべる」というイメージがあります。
ですから、実際は賢く聡明な人でも、口調が軽いとそれだけで「知的な人」とは見られない可能性が高いです。
このような口調は、非常に損をします。
特に、自分の能力を適正に評価してほしいと感じる場所、例えば学校や職場では、軽い話し方は封印したほうが良いでしょう。
早口な人の話は、聞き取りづらいですよね。
聞き取りづらさも不快の原因になります。
聞き取れない場合は何度も「え?」「もう一回言ってもらっていい?」と質問しなければなりません。
この聞き直し行為も、聞き手にとってはかなり負担で「何度も聞き直して申し訳ないな」という気持ちも出てきてしまいます。
徐々に「あの人は早口だから、聞き取りづらいし、何度も聞き返すのも申し訳ないし、あまりしゃべらないようにしよう」と思って距離を置く人もいます。
早口は、貴重な人間関係を崩してしまう可能性すらあります。
落ち着いてゆっくり話すことを心がけましょう。
マシンガントークの人っていますよね。
芸能人なら面白いキャラで済むのですが、日常生活でマシンガントークをされると、実は非常に不快になります。
切れ目のないおしゃべりは、それだけで印象が下がります。
「うるさい人」というだけでなく、「自分ばかりしゃべって自己中心的な人」「空気読めない人」という印象も付随してきてしまいます。
「嫌われてもいい。人とは違う変わり者キャラでいく!」
そう心に決めたのでなければ、マシンガントークはやめましょう。
特に、高い声で話し続けるのは「うざい」と嫌がられる要因になります。
声の高さも、口調の快・不快に密接にかかわります。
声が高すぎると、人を不快にさせやすくなります。
高い声はそれだけで心をざわざわさせてしまいます。
高い声は人を興奮させてしまうのです。
キンキンした高い音が聞こえると、とっさに耳をふさぐ人もいますね。
高い音は出来れば聞きたくない音だと認識されやすく、本能的に避けたくなるのです。
また、裏声みたいな声でしゃべる人は、「ぶりっ子」と勘違いされることもあります。
特に女性の裏声っぽい高い声は、「媚びてる」とか「自分のことかわいいと思ってる」と感じさせるため、残念ながら同性には受けが良くないでしょう。
とはいえ、生まれつき声が高い人もいます。
地声が高い人は、トーンを抑えようとするよりゆっくり話すようにすると、声が自然と低めになります。
ぜひ試してみてください。
逆に、声が低すぎるのも不快感につながります。
声が低いと、それだけで「機嫌が悪いのかな」と受け取られてしまうことが多いです。
さらに、声が低くて口数が少ないと「怖い人」という印象も与えてしまいます。
男性なら、低い声はダンディさや硬派さを演出できるので良いのですが、女性で低い声ですと「冷たい人」「いつも怒っている人」と思われかねません。
高い声を出そうとして声を張ると、声が裏返ったり顔がこわばってしまったりする人も多いです。
ですから、無理に声を高くしようとしなくてもOKです。
むしろ、声が低い人には次の2点をお勧めします。
- ポジティブな言葉を心がけること
声が低いとネガティブな感じを与えてしまうので、話の内容でカバーするのです。
- 笑顔で話すようにすること
「怖い人」と思われないようにするために、笑顔で会話していきましょう。
「しゃべりが早くなってないかな?」「声高すぎないかな?」 など、具体的に口調を気にするよりも、まずはリラックスを心がけましょう。
また、自分の口調に、過剰なコンプレックスを抱かないようにしましょう。
適度な自信を持って、相手の気持ちを慮りながら丁寧に話せば大丈夫です。
- 自分らしい話し方で、飾らずに。
- ゆっくりとあせらず、落ち着いて話すこと。
それだけで「この人と話していると気持ちいいな」「もっと話したいな」と思ってもらえるはずです。
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えむ心理研究室室長、臨床心理士の石割美奈子と申します!よろしくお願い致します。
スポーツトレーナー、メンタルコーチ、心理相談員の経験を経てさらに心理学を深く学ぶ必要性を感じ、東京国際大学大学院臨床心理学研究科(博士課程前期)を修了。
臨床心理士の資格を得て、心理カウンセラー、メンタルコーチ、スポーツメンタルトレーナー(テニス・バレーボール等)、およびプロ家庭教師として活動しております。
2013年、心理学・教育学・スポーツ科学の統合的な研究と専門性を活かしたメンタルサポートをポリシーとする「えむ心理研究室」を立ち上げました。
【臨床心理士および「家庭教師カウンセラー」として】
心理カウンセラーとしては、精神分析を専門としており、主にカフェにてカジュアルなかカウンセリングを提供しています。
訪問心理療法、オンライン相談も承っております。
また、全国でも珍しい【臨床心理士でありプロ家庭教師でもある「家庭教師カウンセラー」】として、ご近所から遠方にお住いの方まで、幅広く学習支援と心理的な支援を同時にさせて頂いております。
得意な相談内容は以下のとおりです。
・不登校・ひきこもりの方と親御さんの支援
・発達の特性を持つ方と親御さんの支援
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日常生活ではなかなか得られない、心理的な洞察を深める和やかな相談時間をお約束します。
日本では「カウンセリング」というとまだまだ抵抗のある方も多いかと存じますが、より充実した日々を送るためのツールのひとつととらえて頂ければ光栄です。
どうぞお気軽にご相談ください。
【メンタルコーチとして】
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