女性の水虫「病院は恥ずかしい」…足や指の水虫を自然に治す方法は?水虫の原因・症状・薬を使わない自宅治療

自宅でできる水虫対処法を紹介。病院の皮膚科で診てもらうのが一番ですが、薬を使わない自然療法や民間療法で初期症状は改善するかもしれません。

執筆者: InnerHarmonyNutr 職業:ホリスティック栄養士/エネルギーワーカー/翻訳業
自宅でできる!水虫の自然療法

ブーツや通気性の悪い靴を長時間履いていると足が蒸れてしまうので、昨今では女性の間でも水虫に感染してしまう方が増えています。

 

 

病院に行くのが恥ずかしくて…

特に女性は恥ずかしがって皮膚科に行かないケースが多くなっています。

また、フルタイムで仕事をしていて医者にかかる時間がない等の理由で、一人で悩んでしまうことも少なくありません。

水虫は、基本的に皮膚科で診察を受け、ひどくならないうちに徹底的に治すのが一番ですが、ここでは自宅で併用できる自然療法をいくつかご紹介します。

 

水虫の原因・症状
水虫になるのはどんなとき?

水虫は、「白癬菌(はくせんきん)」というカビが、足の皮膚に付着することで感染します。

家族からうつされることもあれば、ジムやプール、温泉、病院やクリニックなどの床やスリッパなどから感染することもあります。

 

症状は?

水虫は皮がむけたり、水疱ができたりして、かゆみを伴う症状が一般的です。

ですが、中にはかゆみを伴わず、足裏やかかとの皮膚が厚くなるだけで気づきにくい場合もあります。

 

爪白癬(爪の水虫)は、専門医に相談を

さらに、「爪白癬(つめはくせん)」と呼ばれる爪の水虫もあります。

爪白癬の場合は、経口薬を併用しないと完治しない場合が多々あります。

 

水虫の対処法

上述の通り、爪白癬の場合は、経口薬を併用しないと完治しない場合が多いため、以下では爪白癬以外の水虫の対処法についてお話します。

 

足を清潔に保つ

水虫は足に傷などがない限り、24時間経過しないと感染しません。

そのため毎日丁寧に足を洗って、きちんと乾燥させることが重要です。

 

すでに水虫になってしまった場合は、最低でも朝晩2回洗うことをお勧めします。

タオルは自分専用のものを使い、頻繁に交換して悪化や家族への感染を防ぎましょう。

 

足が蒸れないよう、靴を工夫する

ブーツなど、足が蒸れやすい靴はできるだけ避け、毎日同じ靴を履かないようにします。

履いた靴はよく乾燥させてください。

靴の中やソックスに重曹を振りかけると、湿気を吸い取ってくれるのでお勧めです。

 

「エッセンシャルオイル」をすり込む

抗菌効果の高い薬用(メディカル)グレードのエッセンシャルオイル(ティートリー、ユーカリ、ラベンダーなど)1滴を小さじ1/2~1程度のマッサージオイルで希釈して直接肌にすり込みます。

「足湯」をする

洗面器にぬるま湯を入れ、リンゴ酢1/2カップ、ヒマラヤ塩または海塩大さじ2を入れて混ぜ、足を20~30分間つけます。

その後は足をよく乾かします。

「ニンニク/玉ねぎ/ヨーグルト」が効く!

足をよく洗った後、ニンニクまたは玉ねぎのすり下ろし汁、あるいは無糖のプレーンヨーグルトを患部に塗り、30分待ってからぬるま湯で洗い、よく乾かします。

「生姜液」を塗る

約30gの生姜をスライスしたものを、250ccの沸騰したお湯に入れて20分間煮ます。

生姜を取り出し、冷ました生姜液を1日2回、足を洗った後に塗ります。

 

意外な注意点は?
「砂糖」を避ける

白癬菌をはじめとするカビ菌(真菌)は、砂糖をエサにして繁殖します。

このため、砂糖を含む食品、甘い果物、フルーツジュースなどを極力避けて、体の外側だけでなく、内側からも対処することをお勧めします。

 

「軟膏」を塗る場合は…

水虫は、症状が消えても目に見えないだけで、菌がまだ皮膚に残っている可能性があります。

そのため、軟膏を塗る場合には、症状がなくなってもしばらく続けることが大事です。

 

おわりに

このように、水虫は皮膚科で処方された軟膏薬と上記のような自然療法を組み合わせて、対処するのがお勧めです。

初期の段階で徹底的に退治することを心がけてください。

 
 コラムニスト情報
InnerHarmonyNutr
性別:女性  |   職業:ホリスティック栄養士/エネルギーワーカー/翻訳業

本業の飜訳をするかたわら、ホリスティック栄養士/エネルギーワーカーとして、スピリチュアル性を重視しながら健康の改善と維持を目指すためのお手伝いをさせていただいています。特に、糖尿病の予防と改善、健康的な体重維持のサポートに力を入れています。2014年からはほぼ不食でも生きられるようになりましたが、ときには食を楽しむことを選択し、2つのブログではヘルシーなグルテンフリーのゆるべじレシピの紹介や、健康情報を発信しています。現在、『グルテンフリーガイド』のキンドル版をアマゾンで発売中です。

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