チーズの効能とは?健康・美容に優れた効果を持つ、栄養豊富で美味しいチーズを食べて、美しく元気になりましょう。
「チーズが大好き!」という人は、多いのではないでしょうか。
あの独特の香り、味、とろりと蕩ける食感はクセになるものです。
このチーズ、美味しいだけでなく、実は美容・健康効果も非常に高いのです。
「カルシウムが多い食材といえば牛乳」。
給食で牛乳が毎日出されることから、こう思っている人も少なくありません。
確かに、牛乳は豊富なカルシウムを含んでいます。
ですが、実はチーズの方がそれ以上なのです。
種類によっては、牛乳の10倍以上!
普通牛乳のカロリーは110ミリグラムであるのに対し、ナチュラルチーズである「エメンタール」は、なんと1200ミリグラム。
パルメザンチーズに至っては、1300ミリグラムもあります。
うつ予防に効果があるとされる、セロトニン。
これを体内で増やすために必要な「トリプトファン」という栄養素が、チーズには豊富に含まれています。
吸収しにくい栄養素であるカルシウムですが、チーズは効率よく吸収できる食材でもあります。
ビタミンB2は、糖質や脂質を分解するために役立ちます。
これらの代謝をアップさせる効果があるのです。
さらに、ビタミンB2はこの働きによって、肌の調子を整えるなどの働きをします。
このビタミンB2は、レバーなどによく含まれています。
特に豚のレバーに多く含まれており、100グラムで3.6ミリグラムも取ることができます。
チーズに含まれているビタミンB2の量は、それには及びません。
ですが、パルメザンチーズは豚レバーの5分の1ほど、鶏肉のレバーの3分の1程度(37パーセント)のビタミンB2があるので、「レバ-が苦手で食べづらい」と感じる人は、チーズでの摂取がお勧めです。
たんぱく質は、筋肉の元となり、肌の元となります。
人間の体のうちの2割ほどを、このたんぱく質が占めています。
たんぱく質が足りていないと、肌トラブルが起きたり、筋肉が痩せたりしてしまいます。
たんぱく質は豆腐やしらす干し、鶏肉など様々な食材から摂ることもできますが、チーズ(ここではパルメザンチーズを例にとります)は、それらよりも多くのたんぱく質量を誇っています。
その量は、豆腐の6.7倍近くにもなります。
このように、チーズには美容と健康に欠かせない成分がたくさん入っています。
ただしカロリーは高いので、食べすぎにはご注意を。
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