イタリアじゃ常識!日本人が知らない”本場のパスタルール”7つ [イタリア旅行 食事の食べ方とマナー]
イタリア旅行時、パスタシェアはOK?食材が不明の時は?出された順に食べるべき?知っておくと役に立つ「パスタ」のルールを紹介。
日本でも大人気のイタリア料理といえば、パスタ。
その種類の多さには、イタリア在住の身であってもびっくりさせられます。
今では、すっかり浸透したパスタ料理ですが、日本でのその歴史は意外に浅く、私たちが知らないこともまだまだあるようです。
今回は、パスタの国イタリアで、知っておいたら便利な暗黙のルールをお伝えしたいと思います。
メニューを広げ、「さぁ、何を頼もうか...」。
レストランのメニューには、美味しそうなものがズラリと明記されています。
あれもこれも食べたいとなると、ついつい同伴者とシェアしたいと思うもの。
ですが、イタリアでは、一人一品が基本です。
最近では受け入れてくれるレストランも増えましたが、シェアをしたければ、オーダー時にシェアをしたい旨を伝えると、お互いイヤな思いをせずに楽しめます
パスタのメニューの中には、想像できないネイミングのものや、「〇〇風」と表現してあるものがあります。
書いてあっても、なんのことやらわかりません。
この食材が食べられない、あるいは辛いものはダメなど、苦手なものがある場合、分からずに注文してしまうより注文時に明確にしておくと良いと思います。
お店によっては、苦手な食材を抜いてくれたり、辛味を抑えた調理をしてくれることもあります。
日本に深く浸透しているパスタですが、そのカタチや種類は数え切れないぐらいあります。
イタリアでは、ソースに合わせてパスタを選ぶのが常識。
レストランでも、作るソースに合わせて、一番合うパスタを使っています。
「見た目が想像と違う」とショックを受ける方もいらっしゃるようですが、ここはお店に従って、お勧めのパスタを味わってみてはいかがでしょうか。
美味しく食べるにはマナーを守ることも大切です。
イタリアでは、フォークだけでパスタを食します。
日本のレストランでは、フォークとスプーンで食すところもありますが、イタリアでは南部の地域に限られるようです。
また、ソバやラーメンを食べる時のような、音を立てないことも基本です。
出来上がったパスタがテーブルに運ばれてきても、他の人の分がまだ運ばれていない…。
そんな時、私たちはつい待ってしまうものです。
イタリアでは、出来立ての美味しいうちに味わってもらいたいという意向を汲んで、出された人から食していきます。
イタリアに来たら、遠慮せず、イタリアのルールに従ってみてはどうでしょうか。
パスタには粉チーズを!
そんなイメージが強い、イタリアのパスタ。
ですが、いつでもそうとは限りません。
イタリアでは、特に、魚介のパスタにはチーズをかけないのが常識です。
意外な感じがするかもしれませんが、「郷に入れば…」で、その国のルールに従ってみてはどうでしょう。
知らないで嫌な思いをするよりは、知っておくと良いイタリアの常識。
より楽しく美味しい思いに繋がることでしょう。
|
|

花の都 フィレンツェ に住むこと、はや十数年。
フィレンツェの台所と言われる、メルカートで働いて10年以上となります。
多くの食材に囲まれながら、花より…の生活を楽しんでいます。
そんな生活をこちらに綴っています。どうぞ、ご覧ください。
http://ameblo.jp/yuku810/
|
|