イタリアの高級スーパーカー「ランボルギーニ」。

男性なら、1度は乗ってみたい憧れの車としても有名です。

そんなランボルギーニを、なんとダンボールで再現した作品があることをご存知ですか？

その名も「ダンボルギーニ」。

ダンボールで作られたとは思えない、再現性の高さで話題なんです。

クオリティの高さをとくとご覧あれ！

こちらが噂のダンボルギーニ！

本物のランボルギーニにそっくりです！

バックも完璧に作りこまれていますね！

このフォルムがダンボールで再現できるなんて！

タイヤも細かい！ホイールまでしっかり作りこまれています！ 

ヘッドライトには実際に光るLEDライト。

サイドミラーには本物の鏡がはめ込まれています！

ランボルギーニを知り尽くした細部へのこだわりを感じます。

フロントには「Lamborghini」ならぬ「Damborghini」の文字が！

ダンボルギーニを作ったのは、宮城県石巻市にある段ボール加工会社「今野梱包株式会社」 。

当時、東日本大震災により多くの人が仕事を失い、若い世代の人々が県外へ移ってしまった影響により、地域の過疎化が問題視されていました。

そんな状況を変えて、復興に繋がることをしたいと思い立ったのが今野梱包株式会社の今野英樹社長。

都会でなくても面白い仕事ができることを示すために「ダンボルギーニ」プロジェクトをスタートさせたのです。

今野社長自らが図面を引き、今野梱包株式会社が持つ加工技術を駆使し、社員6人がかりで約半年かけて遂に完成！

ダンボルギーニはテレビやインターネットで取り上げられ、瞬く間に話題となったのです。

現在ダンボルギーニは、宮城県女川町にある「シーパルピア女川」にて展示中。

東日本大震災の復興中であるこの土地で、皆が興味を持ち震災地に足を運ぶきっかけが作れないか。

そこで、女川に人が訪れるよう、キラーコンテンツとしてダンボルギーニの展示が決定されたのだとか。

ダンボルギーニを見に足を運ぶことは、復興への前進に繋がるのです。

ダンボルギーニの完成をツイッターに投稿したところ、たまたま投稿を見た正規販売店「ランボルギーニ麻布」から、何か協力できないかという旨のメッセージが届いたのだとか。

そして2015年12月23日、「シーパルピア女川」にて、ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4と共に並べて展示され、夢の共演を果たしたのです。

被災地でも、こんなにクリエイティブな仕事ができる！

未来に向かって前向きに楽しんでいる大人たちがいる！

何より、1日でも早く復興へ！

そんな想いが込められていたんです。