現役看護師が教える、何をやっても全部うまくいかない時の考え方。頑張るのをやめるとうまくいく

何をやっても結果がでない…。そんなとき、焦るのは逆効果。心理カウンセラーが、あなたが陥っている状態と、お悩みを解決する方法を解説。

執筆者: 岡野恵子 職業:現役看護師、カウンセラー
「なんだかうまくいかない」のはどうして?

こんにちは。看護師&心理カウンセラーの岡野恵子です。


何をやっても結果がでないこと、ありますよね。

頑張って掴もうとするほどチャンスは逃げていき、焦って行き詰まる時があります。

そんな時はどうしますか?

例えば、飲み会で「面白い話をしないといけない」「相手が退屈しないように盛りあげないといけない」などとうまく喋ろうとすればするほど、うまく喋れない時ってありませんか?

うまく喋るという結果ばかり追いかけると、結果が出ないことがあります。

 

どんどん逃げる「理想の自分」を追いかけている状態

原因は「追いかける」にあります。

結果ばかり追いかけるから、逃げるのです。


さらに、焦って追いかける人がいます。

そういう人は、理想の自分に近づかないといけないと思うから焦るのです。


本来の自分が、理想の自分を追いかけている状態です。

そうなると、理想の自分はどんどん逃げて行きますし、本来の自分は否定されてどんどん萎縮していきます。

 

 

どうしたらうまくいくようになる?

頑張るのをやめて、素の自分でいく。

一度「追いかける」をやめてみてください。

理想の自分になろうとせず、「頑張ること」や「うまく立ち振る舞うこと」をやめて、うまくしゃべれない自分のまま喋ってみてください。


やってみたら、意外とこれもいいなと思うことがあります。

 

理想の何かになろうとせずに、今のままのあなたで一度流れに任せて漂ってみてください。

肩の力が抜けてきます。

流れに任せて漂っていたら、必ずどこかに漂着しますから、自然と結果が出てくるのです。

理想の自分を追いかけてしまう心理とは?

理想の自分を追いかけるのは、なぜでしょう?

自分に質問してみてください。

答えが欲しいときは、質問すればいいのです。

 

自分の中に必ず答えは眠っています。

「本来の自分が嫌だから変わりたい」と答えが返ってくるかもしれません。

もしそういう答えが返ってきたなら、自分の嫌なところに蓋をしないで「私は自分のこんなところを嫌いだと思っているんだ」とちゃんとそのことを認めてあげましょう。

 

そして、その感情をいったん自分の中に戻しましょう。

 

自分の嫌なところを受け入れよう。

自分の嫌なところを受け入れたときに、あなたはもう「理想の自分」を追いかける追いかけっこをやめている状態になっています。

知らない間に、うまくいかないと思い悩むことがなくなっていると気がつくでしょう。

 

 

おわりに

思い通りにいかないと悩みが生まれてきます。 
何かになろうと理想を追いかけることをいったんやめて、まずは自分のいいところを認めてあげてくださいね。

 
 コラムニスト情報
岡野恵子
性別:女性  |   現在地:京都  |   職業:現役看護師、カウンセラー

現役ナース&心理カウンセラー。人間関係の悩みやストレス改善、うつ病、不安障害、パニック障害まで幅広いカウンセリングと心理療法を行っています。無意識の感情まで掘り下げて幼少期の問題まで探っていき問題解決に導くゲシュタルト療法、NLP、認知行動療法を駆使しています。お気軽にご相談下さい。
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