フレネミー、毒友、エネルギーバンパイア…距離を置くべき女友達の特徴4つ
心理カウンセラーが解説!フレネミー、毒友、エネルギーバンパイアなど、距離を置くべき女友達の特徴とは?友人関係を見直す時が来ているのかもしれません。
こんにちは、心理カウンセラーの小日向るり子です。
「友達だと思って会っていたけれど、最近はあの人と会うと疲れるな」と感じたことはありませんか?
こうした「何となく」の感覚、実はとても大切です。
立ち止ることなくだらだらと友人関係を続けていくと、自分自身の精神的疲労の蓄積に繋がりますし、新しい人間関係を築く機会も見逃してしまいます。
今回は、友人関係においてこの「何となく疲れる」という感じを受けたときに考えていただきたいことをお伝えします。
友情を長続きさせる秘訣は、対等であることです。
それは、お金などの物質的な面だけでなく、物事を決める回数、自分のことを話す時間といったソフトな面も含めていえることです。
もちろん、その関係性がお互いにとって心地よいと思っている間は問題ありません。
つまり、いつも相手が話し、自分が聞き役である関係も、それで居心地がよければ問題ないですし、お金も自らが出したいと思って払っている間は問題ありません。
ですが、疲れたと感じたときは、関係性の大きな偏りが『不公平感』という不満に変わっている可能性があります。
過去のコラムでも何度か書いていますが、悪口や愚痴などのネガティブワードは、マイナスの気(オーラ)となって相手と自分を包みます。
病院に行くと数時間でも大きな疲れを感じたことはありませんか?
これは「痛い」「苦しい」「悲しい」といったネガティブな言葉や感情がたくさんある場所だからです。
時々発散させる程度でしたら問題ありませんが、明らかにマイナスな言葉が多い空間に居続けることは、精神的な疲弊要素の1つとなります。
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この問題について考えるときは、「相手が悲劇の主人公になりたがるタイプではないか」ということを考えてみてください。
悲劇的な友人を見ると誰でも同情し「できることは力になってあげたい」と思うもの。
ですが、行き過ぎた同情は、自分自身を犠牲にする恐れもあります。
同情の心が犠牲の精神に変わってしまうということ。
自ら与えようと願ったはずなのに、いつの間にか自分の中のパワーを搾取されるようになっているのです。
距離を置こうと思ったときに、「でもこういうプラスがあるから、この人とは繋がっておいた方がいいかな」という考えが思い浮かんだことはありますか?
その場合は、相手との関係が「友人」でよいのかをもう一度考えてみてください。
経済や物質的なプラスであれば、それは「保護者」や「雇い主」といった上下関係で考えるべきですし、尊敬や学びの部分が多く占めている場合は「師匠」や「先生」といった関係で考えた方がすっきりする関係かもしれません。
学生時代までは、特に女性の場合「いつでもどこでも一緒」というのが友人関係の強さを図る物差しですが、成人したら、何でも一緒にすることが強い友情の証だと考えることは止めましょう。
まずは、自分自身で楽しめる趣味や時間を持ち、それを共有できる相手がいたら、その時間は楽しく共有する。
その共有相手が友人です。
「私が楽しい時間を一緒に共有しましょう!」そんな心持ちでいることが良い友人関係を築く秘訣なのです。
●関連コラム
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仲の良い女友達だったとしても、周りの環境や置かれている立場が変わると、その関係性も変化するというのは、割とよくあることです。
その場合、少し距離を置く方がお互いのためになるかもしれません。
友人のことが大好きでも負担に感じる部分が増えてきたなら、今後どうしていくべきか考えてみてくださいね。
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カウンセリングスペース「フィールマインド」代表カウンセラー。
15年間の出版社勤務の傍ら、ボランティアでNPO自殺予防ダイヤルの電話相談員をはじめたことがカウンセラーを志すきっかけとなりました。
退職後は派遣やアルバイトで働きながら(社)日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラーの資格を取得し、その後公的機関のセクハラ相談員を経て自身の会社「フィールマインド」を設立しました。
フィールマインドサイト:http://feel-mind.net/index.html
関係(恋愛・職場・友人)/ 恋愛関係 / メンタル疾患 / 性に関する悩み/ のご相談を得意としています。
エキサイトお悩み相談室登録カウンセラー:http://counselor.excite.co.jp/
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