スマホを使っていて、ある日急に速度が遅くなった経験はありませんか？

環境の影響で一時的に遅くなっている場合もありますが、ずっと遅いままの方は通信制限が適用されている可能性があります。

毎日ネットを使用していると気が付きにくいものの、実は通信量を消費することって、意外とあるんです。

パソコンや他の端末をWi-Fiで接続できるテザリング。

Wi-Fiルーターが無くても利用できるのが魅力ですが、使いすぎると「あっという間」に通信量を消費します。

例えルーター側のスマホでネットを使わなくても、接続した端末で消費すれば意味がありません。

画像手順つき！スマホ（Android）テザリング設定のやり方。Wi-Fiなしでパソコンをネットにつなぐ方法

スマホなどで利用しているウィジェット・アプリにも気をつけましょう。

例えば、天気予報やニュースなど、一定間隔ごとに通信を行うウィジェットの中には、意外なほど通信量を消費するものがあります。

塵も積もれば何とやら、ですね。

また、地図アプリも結構データ通信量を消費します。

スマホやタブレットをカーナビ代わりにしている方や、お店の場所を調べる際などは注意しましょう。

地図アプリなどは1回あたり数百KB程度ですが、使用回数が多いとその分だけ通信量を消費します。

他にも常駐アプリや、定期的に通信を行うアプリも気を付けましょう。

例えば、スマホゲームの場合、1回で数MB消費する場合もあります。

データの同期は非常に便利な機能です。

スマホと各種ウェブサービス・アプリのデータ（itunesなど）を同期すれば、別の端末で使用する際、同じ状態で使用できますよね。

ですが、同期も通信量の消費が大きく、通信制限の原因になる場合があります。

特に同期間隔を短く設定している場合は、注意が必要です。

不要なら同期自体をオフにしたり、同期間隔を変更しましょう。

SNSなど、テキストベースが基本のサービスは通信量をさほど消費しません。

一方、ニュースサイトの写真記事や、写真共有サービスなど、画像を大量に使用しているサイトは気を付けましょう。

各画像は数十KB～数MBと、1枚あたりの容量はバラバラですが、表示枚数・回数が増えるほどデータ通信量を消費します。

画像は通信量を大量消費する原因でもあるため、データ圧縮アプリを使用したり、アプリやSIMの設定を変更して対処しましょう。

知らない人も多いのですが、LINEの無料通話も僅かずつパケット通信量を消費します。

ですので、パケホーダイに入っていない人はそもそも「無料通話」ではありません。

SIMのデータ通信量を使い切った場合、容量の追加チャージも一つの手です。

ですが、料金が高く付いてしまうため、何度か通信制限を経験した方は、プランの変更・見直しや、格安SIMの場合は他社への乗り換えも検討したほうが良いでしょう。

あるいはデータ通信専用SIMを購入・契約し、通信制限された際の予備として使う方法もあります。

いずれにせよ、通信制限されると回線速度が200Kbps程度まで遅くなります。

「快適にネットしたい！」という方は、こまめにwifiスポットを活用するなど、日頃から使いすぎに注意しましょう。

全国のフリーwifiスポット一覧と接続方法。スタバやマック、各コンビニは無料でネット接続できるぞ！