結婚式・人前式の演出「リングリレー」のやり方解説。リボンに通した指輪をゲストが運ぶ♡
結婚式・人前式の演出に、「リングリレー」はいかが?ゲストが参加できるので、会場に一体感が生まれやすく、和やかな雰囲気になることが期待できます。一般的なリングリレーのやり方と注意点、オリジナリティを出す方法を紹介。
こんにちは。自分たちで手作りする結婚指輪の専門家リングプランナー飯田馨です。
皆さんは、結婚式・人前式で「リングリレー」という演出があるのをご存知でしょうか?
今回は、ゲストの皆さまに誓いを見守っていただくだけでなく、一緒に参加できるリングリレーについてご紹介します。
結婚指輪を一本のリボンに通し、参列しているゲスト全員が祝福の想いを込めて、リレー方式で手渡していき、最終的に新郎、新婦まで運ぶ演出を言います。
親族や日頃支えてくれる友人・恩師など、大切なゲストが一同に集まる場所では、初対面同士の方もたくさんいますので、最初はどうしても会場の雰囲気が硬いことも…。
リングリレーでは、自然とゲスト同士の会話が生まれたり、一体感を感じられるため、和やかな雰囲気になることが期待できます。
さらに、ふたりの自慢の結婚指輪を、ゲストの皆さまにお披露目することができます。
全員参加のリレーの場合は、ゲストが着席した後に全員の手元に届くよう、席に沿ってリボンを渡します。
その際、新郎の指輪は新郎側のゲスト、新婦の指輪は新婦側のゲストが行います。
鈴の音は邪気を払い、幸せを運んでくるという言い伝えがあります。
ウエディングドレスに合わせた「純白のリボン」、運命の糸に見立てた「赤い糸」、エレガントな印象の「オーガンジー素材のリボン」など、指輪を通すリボンにもこだわってみてはいかが?
新郎側と新婦側で色を変えてみるのも良いですね。
指輪が運ばれていく様子が全員に分かりますし、ぷかぷか浮かぶバルーンの演出は可愛らしいと好評です。
最後の役目は両親が行うことが多いようですが、最初にリングを通す役目は特に決まっていません。
新郎と新婦が、役目を任せて感動や喜びを感じそうな人に、お願いをすることをお勧めします。
小さなお子さんにスタートしてもらうのも、場が和みそうです。
ゲストの人数が多い場合、準備とリングを運ぶのに、結構な時間がかかります。
心配な方は、通路側の人だけでリングリレーをやってもらうという方法もあります。
また、新郎側と新婦側のリレーにタイムラグが起こることがあります。
その場合には、文字通り、右と左で競い合ってもらうのも、思いのほか盛り上がるかもしれません。
リングリレーは、ゲストの祝福の気持ちを指輪に込めて運ぶ素敵な演出です。
特に人前式を選ぶカップルさんには、このリングリレーはお勧めです。
「指輪の交換」がふたりにとって良い思い出となれば、結婚後も身につけている結婚指輪を眺めたときに、ふと当時のことを思い出して初心に戻ることもあると思います。
ぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。
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初めまして。手作り指輪の専門家、飯田馨です!
東京都台東区台東にある工房でRINPLA(リンプラ)を営んでいます。
“自分で欲しいデザインを自分で手作りする”という自由な発想で「世界にたった一つの手作り指輪」を手に入れることができます。これまで、手作り指輪を体験された方が完成した指輪を見て本当に嬉しそうな姿や感謝の言葉を頂きました。
年々手作り指輪の認知が高まる傾向は、とても良い事だと私は考えています。
また、指輪を手作りする目的は、贈る方と贈られる方の絆を深める心願成就です。
そのために、誰もが「想い」を指輪に込められることができる技術をもった専門家が必要で、その技術を提供できることがこれからは手作りに求められると考えています。
これまで、手作り指輪の世界を手作りした方達と一緒に創造して成長してきました。
その創造の目的は、幸福の拡大です。そこには贈る方だけではなく、職人も含め関わる全ての人がその創造を実現していくことを目指します。
見せる指輪ではなく、語れる指輪
100年先も語り継がれる物語を指輪という途切れることのない永遠のカタチにします。
RINPLAは、感動と喜びを増やすを理念に、手作り指輪取扱説明書入門編を作りあげ、1組1組自由な発想で想いを込める手作り指輪の普及活動に取り組んでいます。
自分でコンセプトから制作まで行う手作りジュエリー工房リンプラ
HP:https://www.rinpla.jp/
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