ヨガ講師が解説!ストレッチで痩せるって本当?柔軟運動を行い、筋肉をほぐすことで血行促進効果が現れます。ストレッチ時のポイントと注意点を紹介。硬くなった筋肉をほぐして、痩せ体質を目指しましょう。
ヨガインストラクターの鈴木友紀です。
毎日のデスクワーク等で体を動かしていないと、体はどんどん硬くなっていきます。
運動不足だけでなく、加齢による原因もあります。
体が硬くなると、血流が悪くなり、肩こりや腰痛、冷え症などの症状にもつながります。
さらに、痩せにくい体にもなるのです。
ということは、硬くなった筋肉をほぐすストレッチは、それらの改善に効果的であるはず。
その効果とストレッチをするときのポイントを見ていきましょう。
ストレッチをすると筋肉がほぐれ、関節の可動域が広くなります。
関節が動きやすくなると、筋肉は収縮しやすくなり、血液循環が良くなります。
血液循環が良くなると、老廃物が排出されやすい体になります。
すると、疲れがとれたり、身体のコリや痛みが緩和されたりするという効果もあります。
さらに、血液が全身を巡るので、手足の冷えも解消できるのです。
ストレッチをして身体の柔軟性を高めることで、関節の可動域が広がり、活動量と消費エネルギーが増えます。
その結果、体脂肪が落ちて痩せやすくなります。
ですので、「ストレッチだけをしていたら痩せる」というわけではありませんが、ストレッチをすることで、より大きな動作がしやすくなり、日常生活での代謝もアップするのです。
また、ストレッチは心身にもよい影響を及ぼします。
ストレスが溜まっていると、胃や背中の筋肉が硬くなっている場合があります。
硬くなった筋肉がほぐれるということは、緊張がとけることにもつながります。
そのため、ストレッチはストレス解消にもなるのです。
ストレスがたまると甘いものが食べたくなる・ドカ食いしたくなるという方にも、ストレッチはお勧めです。
深呼吸することで、体中に酸素がいきわたり、ストレッチ効果もアップします。
筋肉は、温まっていると伸びやすくなります。
お風呂上りなど、体が温かいときに行うとより効果的です。
冷えているときに急に体を動かすと痛めやすくなりますので、部屋を暖めてからすると良いですね。
痛いと思うと、体は守ろうとして反射的にロックをかけ、それ以上伸びないようにする性質があります。
ですので、気持ちいいところでポーズを止め、呼吸をゆっくり行いましょう。
テレビを見ながら行っても良いですが、しっかり伸ばしているところを意識しましょう。
意識しながら行うことで、より血流もアップします。
まずは、体側を伸ばしたり、ねじったり、普段やることのない部分をストレッチすると効果的です。
ストレッチを日常にとりいれ、動きやすい体=痩せ体質を目指しましょう。
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