自律神経セルフチェック!深呼吸で分かる6つのリラックスレベル
深呼吸をするだけで、あなたのリラックスの度合い・自律神経の具合が簡単にチェックできます。深呼吸をすると、せき込んだり、肩が上下したり、吸うとお腹がへこんだりする方は、普段から深い呼吸を意識してみては?
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
最近、深い呼吸をしていますか?
改めて深呼吸をすると、うまくできずに驚かれる方もいます。
呼吸は、自律神経に支配されてもいます。
そのため、精神のリラックス度合いや胃腸の働き具合とも関係があり、ゆったりと深い呼吸をすることで心身のリラックス&正常な働きを促すことができます。
今回は、あなたの深呼吸をチェックして、リラックスの度合い・自律神経の具合を測ってみましょう。
それではその場で、深呼吸をしてみましょう。
どのような体の反応がありましたか?
深呼吸をしようとしてせき込む方は、案外いらっしゃいます。
自分が思うよりも肋骨や肺が広がらなかったために、苦しくなります。
普段いかに浅い呼吸をしていたかがよく分かります。
浅い呼吸では酸素が巡りづらく、冷えやイライラ、内臓機能低下などに陥りやすいものです。
少しずつ深い呼吸を練習していきましょう。
首や肩の周りに過剰な力が入っていたり、凝っていたりするために、呼吸をするために頑張らなければ胸郭が広がらない状態です。
首や肩が凝りやすく、精神的にも緊張しやすいはずです。
息を吸っても肩の力が抜け、ストンと下に落ちている状態が、本来の状態です。
特に子供にありがちな深呼吸です。
上の反応2と同じく、緊張していることが多いです。
これも、上の反応2と同様に、心身の緊張と呼吸の浅さがある方に多いです。
いわゆる腹式呼吸の状態で、リラックスしている時になる呼吸です。
深呼吸をしてみようと言うと、たいていの人は先に吸おうとします。
吸う息は交感神経、吐く息は副交感神経を優位にします。
ですから、ため息のように先に息がもれて吐いた場合は、リラックスしている状態です。
深呼吸ひとつで様々なタイプがあり、無意識に行った呼吸で今の自律神経の状態が分かります。
幸いなことに、呼吸は意識的にも行うことができ、呼吸を通して自律神経に働きかけるコントロールが可能です。
リラックスしたい時は、余分な力みを抜いたお腹の動きがメインの大きな呼吸を意識することで、精神的にも胃腸の働き具合にも良い影響を与えます。
お気軽にお試しください。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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