10代、20代とまだ若いのに、眉間やおでこのシワができる人がいます。その原因・予防・改善法を紹介。皺ができるのは仕方ないと諦める前に、シワを作るクセや、頭皮や顔の筋肉が硬い人はエクササイズを!
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
顔のシワの中でも、おでこや眉間に知らないうちにシワを作っているという方はいませんか?
また、シワができるのは仕方ないと思っていませんか?
眉間やおでこのシワは、頭の筋肉の使い方や凝りによってできることが多く、予防することができます。
今回は、シワができる原因と予防・改善法をご紹介します。
頭皮を手の指で押さえて、マッサージしてみましょう。
手の指を曲げて、第1関節でおでこをぐりぐりとマッサージしたり、眉を根元からつまんでみてください。
「硬い」「痛い」と感じる方は多いのではないでしょうか。
頭や顔の筋肉がこわばり、硬くなっている証拠ですね。
普段の生活で、パソコンの画面を見ることが多かったり、あまり表情を変化させない生活をしていると、徐々に凝り固まってきます。
ちなみに、表情筋が一番リラックスするのは、無表情のときではなくて、微笑んでいるときと言われています。
怒った表情でなくても、無表情でいるだけでも、少しずつ筋肉は固まっていくのです。
硬い筋肉を無理やり動かすと、シワができる
このようにして頭や顔の筋肉が固まっている中で、目を凝らそうとしたり、見開こうとしたり、表情を出そうとすると、硬い筋肉を無理やり動かすために、余計な力が入ってシワができてしまうのです。
近年、エステやスポーツコンディショニングなどで一般的になりつつある「筋膜リリース」。
顔も、筋肉を覆う膜と筋肉の間に老廃物が溜まり、癒着して、筋肉同士のすべりが悪くなることがあり、それがこわばりの元になってシワを作ります。
右手のひらをおでこに、左手のひらを後頭部に当てて手で頭蓋骨を優しく押し、おでこは上に、後頭部は下へと皮膚をずらすイメージで手を動かします。
30秒程度ゆっくり行い、手を交代して同様にします。
次に、右手のひらを左エラ(あご)に、左手のひらを左こめかみに押し当て、じわっと上下に引き離すように30秒ほど動かします。
反対側も同様に行います。
眉毛を動かす筋肉が硬くこわばっていると、無理やり眉を動かそうとして、おでこや眉間にシワができてしまいます。
眉を指でつまんで、揉みほぐしておきましょう。
硬くなっていると、「揉むと痛い」という方もいます。
おでこや眉間にシワを作らない表情筋のトレーニングを行ってみましょう。
手で眉が動かないように押さえた状態で、まぶたをぱっちり開けて目を見開いてみてください。
普段目を見開くために眉を持ち上げておでこにシワを寄せるクセがあった方にとっては、最初は難しいでしょう。
けれども、筋肉の使い方を修正する訓練をすれば、シワを寄せずに表情を作ることができるようになるので、疲れずに済むようになります。
知らないうちにシワを作るクセがついていたことに、改めて気づいた方もいるのではないでしょうか。
今からでも癒着を取ったりクセを修正したりすることができます。
ぜひトライしてみてくださいね。
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