流行りの「糖質制限」で痩せない理由は?ダイエット中にはむしろ糖質が不可欠であることが判明!プロはお米を食べて糖質をしっかり摂ることを推奨しています。
こんにちは!運動・食生活・生活習慣の3本柱でダイエットセッションを行う、ボディデザイントレーナーの花村育彦です。
- ボディデザインとは?
無理なダイエット・筋肉トレーニングのみを行うのではなく、栄養管理も含めて運動・美容などによって、筋肉隆々といった不自然な体ではなく、自然で美しい体を造ること。(wikipediaより引用)
前回のコラムでお伝えをした炭水化物の大切さについて、今回は「具体的にどうしたら良いのか?」を綴っていきます。
炭水化物=糖質+食物繊維です。
どちらも糖質ですから、同じと捉えてOKです。
今回は「糖質」と表記をして話を進めます。
「糖質を減らしているのに思うように痩せない!」
そんなセリフを、これまでに数え切れないほど聞いてきました。
糖質の役割は、私たちのカラダを動かすエネルギーです。
そんな糖質をカットすることで、カラダはエネルギー不足を起こします。
ですが、それでもカラダは動いてしまいます…それは何故か?
それは、筋肉を分解してエネルギーとして供給してしまうからです。
「筋肉が分解される=筋肉量が減る」ということ。
とくに女性の場合は男性に比べて、筋肉をつけることが体組成的に難しいです。
その貴重な筋肉が減ってしまうことで、低体温になってしまったり、代謝が下がってしまったりと、脂肪を燃やす力が低下していくのです。
脳は、1時間で5gの糖質を使うと言われています。
1日=24時間ですから、24×5=120gの糖質が最低でも必要になります。
おにぎり1個(約111g)に約30gの糖質が含まれますから、120÷30=4個のおにぎりが1日に最低でも必要ということですね。
スポーツをしたり、脳をより使ったりする人は、それ以上に食べたいところです。
私のパーソナルセッションで栄養カウンセリング指導をするときは、クライアントには「お米のみにしましょう」とお伝えしています。
パンは砂糖、メンはソースなどに砂糖と、いずれも砂糖を含んでいます。
コンビニのおにぎりにも砂糖は含まれますから要注意です。
砂糖は、腸を圧迫しダメージを与えます。
腸は、脂肪燃焼効率を最も高めている場所。
腸の働きがダイエットには大切ということを、これまでのコラムでもご説明してきました。
砂糖は徹底してカットし、ダイエットに正しい糖質=お米をしっかりと食べましょう。
流行りの糖質制限は、約10年前から存在しています。
その糖質制限でこれまでに、約1万6千人が死亡していて、全体では死亡率が1.31倍上がるというデータも存在します。
低糖質ダイエットの考案者であるアトキンス氏は、糖質制限によって死亡する1年前から、頭痛・下痢・目まいに陥り、ふらついて頭部を強打し、この世を去ったと言われています。
糖をカットすると、初期に2~3キロ痩せます。
これは、筋肉中の糖質=グリコーゲンが減ったためです。
筋肉はタンパク質でできていますが、実は筋肉中には糖質も含まれます。
筋肉=糖質(グリコーゲン)+タンパク質。
糖質は、カラダに必要な栄養素なのです。
糖質を摂ることは、キレイな筋肉をつくることにも繋がっていたのです。
お米をしっかりと食べていれば、脂肪が燃えやすい状態になり、空腹で苦しむことも無く、自然な状態で居られます。
糖質を減らすよりも、お菓子・タバコ・お酒などの嗜好品を減らしましょう。
日本人は、昔からお米を食べて生きてきましたから。
記事の情報内容については、特定の商品やサービス、方法などの効能効果や完全性、正確性を保証するものではございません。
適切な治療のためには専門機関での診察・治療を受けましょう。
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