太っていると気にしているあなた、「プヨプヨ太り」or「カチカチ太り」どちらのタイプ?東洋医学的な視点から、効果的なダイエットの方法を紹介。陽性と陰性、どちらにも偏っていない状態が理想的です。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
一言で「太っている」と言っても、太り方や見た目の印象はさまざま。
筋肉の多い太り方と、脂肪の多い太り方。
脂肪があっても張りがあるのか、たるんでいるのか、それらの太り方は体質によって決まってきます。
体質といっても、生れつきとは限らず、生活習慣によっても左右されます。
今回は、東洋医学の視点からみた陰陽体質と太り方のタイプをご紹介し、その対処法についても解説します。
あなたは、どちらのタイプに当てはまるでしょうか?
下のようなタイプの人は、陽性体質です。
- 筋肉がしっかりある
- 動くことが好き
- エネルギッシュ
加えて、陽性の食べ物をよく食べる人の場合、筋肉に力が入ってカチカチになった固太りになりやすくなります。
- 塩気のある食べ物が好き
- 火を通して焼いたり揚げたりしたものをよく口にする
- 肉を頻繁に食べる
カチカチ太りの人は、運動が比較的得意でやりやすいので、好きな運動をする一方、交感神経が優位になったままだと消化がしにくく負担がかかるので、ゆったりとした呼吸を続けられるストレッチやヨガなどを取り入れるといいでしょう。
塩気の多い食べ物や肉を減らし、葉物野菜や水気の多い豆腐や、果物などの陰性の食べ物も取り入れるといいでしょう。
自分から動くことはおっくう、受け身の傾向があるのは陰性タイプです。
加えて、陰性の飲食物をよく摂る人の場合、筋肉の力が抜けてゆるみやすく、脂肪でプヨプヨとした太り方になりやすくなります。
- 甘いお菓子を好む
- 特に小麦粉を使ったフワフワのパンなどが好き
- 水分が多い果物やジュースもよく飲む
- お酒も好き
プヨプヨ太りの人は、運動はあまり好きではないことがありますが、励まし合える環境に身を置いて、汗をかき息が少しはずむ運動が、体質を変えていくのに効果的です。
DVDを見ながらダンスでも、スポーツジムのエアロビクスでも、自転車や速歩でもいいでしょう。
また、体を冷やすような陰性の食べ物の代わりに、体を温める陽性の食べ物を摂る意識を持つとちょうどいいです。
豆乳より納豆、果物よりドライフルーツやナッツ、生野菜より温野菜を選びましょう。
ご自身の習慣や、何気ないクセを見直すきっかけになりましたでしょうか。
東洋医学では「中庸(ちゅうよう)」といって、陽性陰性どちらに偏ることもない状態が健康的であり、あとはご自身の好みや性質によって個人差が生まれるという考え方をします。
体調を見ながら、取り入れてみてくださいね。
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