• FASHION NEWS2017/01/31

H&Mの衣類回収プロジェクト「Bring It」。回収ボックスに入れた服のその後を映した動画を公開

「H&M(エイチアンドエム)」が実施している古着回収プロジェクト”Bring It”。

衣類回収ボックスに入れた服が、その後どうなるのかを映したキャンペーン動画を公開中。

 


クリスタル・モセールにより手掛けられた新しいキャンペーン動画「Bring It」(持って来て)では、ワードローブからハズれた衣類が、メーカー(より正しくは再生メーカー)と最初に出会う段階である、分類とリサイクルのプラントを表現している。

 

古くなり着なくなった服が衣類回収プロジェクトに持ち込まれると、古着として再販されるか、別の役割を与えられてリユースされるか、新しい製品や繊維にリサイクルされる様子が映されている。

 

衣類回収プロジェクトとは

衣類回収と繊維のリサイクルにより、ファッションが生産され楽しまれる現代の消費傾向を変えようとするH&Mの取組み。

要らなくなった服や布地を(状態やブランドに関係なく) H&Mの店舗に持ち込むと、H&Mのパートナー企業I:CO が回収し、様々なカテゴリーに分類。
洋服が埋立地に埋まることを無くし、資源を守ることにつながる。

 

 

プロジェクトが始まってから4年、H&Mはこれまでに40,000トン以上の不要な布地や衣類を回収。

3年前には、プロジェクトで回収した生地から再生した素材を一部使用したClose the Loopコレクションを発表。

今後の目標として、2020年までに25,000トンを回収する為に、毎年回収する洋服を増やすとのこと。

 

 

 

この春、全体をユーズドのデニムからリサイクルした2つの新アイテム(デニムスカートとジーンズ)を制作。

これらのアイテムは数量限定、オンライン限定で発売される予定。

 

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