奇跡に触れる、ウユニ塩湖 - Latte

奇跡に触れる、ウユニ塩湖

  • 旅行期間: 2013/10/21 ~ 2015/05/31
  • 作成日:2015/05/27 00:42
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1年7ヶ月の世界一周の中で見た、最も美しい絶景です。
言わずと知れた、ボリビアのウユニ塩湖。
僕らは幸運でした。
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在り来たりでミーハーなことを言うのは、あまり好きじゃない。
だけど、1年7ヶ月の世界一周旅の中で、一番美しかった景色は、ボリビアのウユニ塩湖だと、言わざるを得ない。


世界一周を計画していた段階から、ウユニには「鏡張りが見れる雨季に行こう」と思っていた。
しかし、旅が進み、ウユニ塩湖に近付いて行くと、もう少し多くの情報が入ってきた。


どうやら雨季に行けば必ずしも美しい鏡張りが見れる、という訳ではないらしいのだ。
雨季なので、もちろんいつでも晴れという訳にはいかない。
鏡張りになるためには、一定量の水深が必要、且つ深過ぎたり風が強かったりすると、波立ってしまって鏡張りが見れない。


標高3,000mを越えるウユニ塩湖では、星空も期待していたが、満点の星空を見るには月明かりに邪魔されてはいけない。


僕がウユニ塩湖を訪れたのは、新月の日ではなかった。



ウユニに向かう数日前、旅仲間がウユニにいることを知った。
グアテマラでスペイン語を勉強していた時に知り合った、ナオミさん。
僕と同じキャノニスタ(クスコで会った現地のカメラマンは、ニコンを使う人をニコニスタ、キャノンはキャノニスタ、と言っていた)で、カメラのソフトのことなどについて教えてくれた。


彼女がいる宿はどうやら人気宿のようで、日によっては満室になるらしかったけど、僕が到着した日は運良く部屋が空いていた。
13時半頃にその宿にチェックインすると、たまたまタイミング良くナオミさんが2階から降りてきた。
約2ヶ月ぶりの再会。



ウユニのツアーは、車とガイドをチャーターし、参加したい時間帯に合わせて申し込みをする。
一台に乗れるのは7人までで、7人で乗ればチャーター料金を7で割れるし、4人しか集まらなければ4で割ることになる。


階段を降りてきたナオミさんは、7人目の参加者を探しているようだった。
「今からツアー行かない?あと一人空いてるんだけど。」
ツアーは2時からで、僕は滑り込みでそのツアーに参加した。



ウユニでの美しい景色は、見れる確率があまり高くない。
複数の旅仲間の実体験によると、その確率は50%以下であるらしかった。


だけど、僕が最初に参加した日中&サンセットツアーも、2度目のサンライズツアーも、とても美しい絶景、鏡張りを見ることができた。



また、雨季とはいえ、約10,582km²という広大な面積を持つウユニ塩湖は、場所によって年中水の無い、真っ白な塩の平地も楽しむことができる。






ウユニ滞在の最終日、前日。
僕はウユニでの運を既に使い果たしたと思っていたし、気持ちは既に次の目的地、チリのアタカマへと向いていた。


しかし、ツアー1回分くらいのボリビアーノ(ボリビアの通貨)が残りそうだったし、ナオミさんや他の旅仲間がサンセット&星空ツアーに誘ってくれたので、ダメ元で参加してみることにした。



夕方以降に絶景が見れるかどうかは、実はウユニの町からでも予測ができる。
14時頃に町から見て西の空、ウユニ塩湖の上空の雲を確認する。
そこに雲が多ければ、天気は崩れやすいし、雲が少なければ、絶景が見れる可能性が高い。
ツアーへの申し込みは、それからでも可能だ。


その日は、雲が少なかった。


しかも、新月ではないにせよ、日没から月の出まで1時間ほどの時間があった。
されど1時間。


奇跡に奇跡を重ねるような、そんなわずかな可能性を頼りに、僕らは3度目となるウユニ塩湖へ向かった。



その日も、"当たり"だった。


何度訪れても、来るたびに息を飲んでしまう。





真っ赤に燃える、夕雲。

ここが同じ世界であるとは到底思えないような、上下対称の世界。だけど、そこが確かにこの世であることを示す、シルエット。




そして、届いてしまいそうな、無数の星。



奇跡が僕らを包む。


そして宇宙に溶け、僕らの指先が星の光に触れた。




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