心臓バクバク!着いたとたんにお財布落としたモデナ取材旅行 - Latte

心臓バクバク!着いたとたんにお財布落としたモデナ取材旅行

  • 旅行期間: 2015/01/17 ~ 2015/01/21
  • 作成日:2015/05/31 23:40
/static/img/space.gif
行く!と決めてその日の深夜羽田発で飛び立った、モデナバレーチームに留学していた石川祐希選手の取材旅行。ミラノに着いたとたんにお財布入りのボディバッグを置き忘れ、頭真っ白! 果たして無事に取材はできたのか!?
2015
118
2015
119
2015
63

 私はずーっと迷っていた。何を? 全日本の期待の超新星、石川祐希選手が3ヶ月限定でイタリアセリエA1の強豪、モデナに留学していたのだ。それを、現地まで取材に行くかどうかを、である。

 私は20年来のバレー記者。かつて加藤陽一さんがセリエに挑戦したときも自腹を切って取材に出かけていった。その他の日本人選手が海外挑戦したときも、何度もその地へ足を運んだ。石川選手は日本が待ち焦がれてきた、本物の救世主だと、春高優勝から2014年のアジア大会での全日本デビューを間近で取材して確信していた。

 だとしたら。彼のブレイクスルーポイントになるであろうこの留学を、自分の目で確かめ、彼の言葉を現地で聞きたいし、プレイする写真も収めたいではないか。


 フリーライターの私が取材に行くとしたら旅費は当然自腹。国内のリーグもできるだけ観に行きたいし、行くかどうか、行くならいつ行くか。ものすごく迷いに迷い、モデナの日本人スタッフFさんから、「今週は出場する可能性が高いです!」と聞いて身もだえた。親しい友人にも相談したが、最終的に決めるのはもちろん自分。金曜日の夕方に、お世話になっている集英社の総合スポーツサイトSportivaの編集長さんと別件で打ち合わせをする。Sportivaさんには、「行けば確実に記事にします」ということは約束していただけていた。問題は旅費。そしていつ行くか。

 私は編集長のAさんに思い切って判断をゆだねた。「今週行くか、来週行くか迷っています。今週はホーム、来週はアウェイなんです」

「今週行くべきですね! ホームゲームじゃないといろいろ融通がきかないこともありますし」

さすがトップに立つ人の判断は速かった。私はその場で航空券の予約を入れた。その日の深夜羽田発のミラの便が1席だけ残っていたのだ。それをおさえ、自宅に飛んで帰ってデジタル一眼レフを2台と望遠レンズに着替えやらパスポートやらをひっつかんでパッキングし、スーツケースを二つゴロゴロ転がして、深夜の羽田空港に向かったのだった。


 2008年北京五輪があった年にも、同じSporivaさんの取材で、「明後日からマカオに飛んでください」と言われて「あ、明後日っすか」「だめですか?」「いえ、行きます!」と飛び立った取材があったが、今回はそれ以上の即断即決だった。私のパッキングにおけるモットーは「とりあえず、お財布とパスポートがあれば何とかなる」というものだったが、カメラマンが同行しないので写真をがっちり撮るためにカメラはコンパクトを入れて3台。重くてかさばる望遠レンズを久しぶりに突っ込んだ。それから、日本の味に飢えているであろう石川選手と、同じく留学している豊田合成の川口太一選手(石川選手の高校時代の同級生)におせんべいとインスタント味噌汁とふりかけも持参。そして、いつも海外に行くときは愛用しているウエストポーチを持って行くか迷って、結局ウォーキングの時に使っている背中にせおうタイプの赤いボディバッグにした。試合を撮影しているときに、普通のトートバッグなどだとどうしても邪魔になるからである。ボディバッグは必要最低限のもちもの(財布やiPhoneやiPadなど)しか入らないため、普段使っている赤いトートバッグも持って行くことにした。ボディバッグはトートバッグの中に入れた。……これが全ての間違いの元だったとは、この時はまだ知るよしもない。


 深夜の羽田空港は本屋さんがしまっていて、イタリアのガイド本を買おうと思っていたが当てが外れた。しかし、モバイルWi-Fiのお店はかろうじて開いていたのでそこで慌ただしく申し込みの手続きをして、8万円をユーロに替えた。


 0時15分発のカタール航空。私は飛行機の中ではあまり眠れない方なので、iPadに入っている電子書籍で漫画をずーっと読んでいた。最近の飛行機は便利なことに、USB充電ポートが各座席についているのである。おかげでバッテリの残量を気にせずに読書にふけることができたのだった。

 カタール時間朝6時半にドーハ空港に着き、2時間のトランジットを経て13時5分にミラノマルペンサ空港に到着。ミラノマルペンサ空港からミラノ中央駅に向かうため、エアポートトレインに乗る。この電車の切符を買うために、窓口でトートバッグから財布の入ったボディバッグを出した。切符を買って乗車。ミラノ中央駅に着くと、切符の買い方がわからず、人を捕まえて切符売り場の場所をたずね、スーツケース2個をゴロゴロおしながら地下に向かう。一度は地下のどこに切符売り場があるかわからずに、1階に戻ってきてしまって、再び地下に向かい、切符売り場を見つけた。そこで切符を買おうとしたところで……大変なことに気づいた! ボディバッグがない! どこで落としたのか。それともすられたのか。イタリアはスリが多いのは前回訪れたときに肌で感じていた。その時は身体の前面に装着するウエストポーチだったのだが、赤ん坊を抱いた女性が近寄ってきて何か物乞いをしたのだけど、「ノーノー!」と手を振って追い払い、ふと見たらウエストポーチのファスナーが開いていたのだ。その女性か、仲間がやったのだろうけど全く気づいていなかった。その時は追い払ったのが早かったせいか、何も実害はなかったのだが。


 「どうしようどうしようどうしよう!」パニックになって頭が上手く回らない。せっかくイタリアまで来たのに、何もできないまま帰ることになるのか。それだけはいやだ。でもどうしたら…。


 試合撮影時に財布をとられたり置き忘れたりしないようにわざわざボディバッグを持ってきたのだが、それがあだになってしまった。ミラノマルペンサ空港の切符売り場で、カウンターの前の荷物置きの上に出して、財布をとりだしたのがボディバッグについての最後のはっきりした記憶だ。空港に置き忘れたのか、それとも電車の中か。私はいまさらだとは思ったが、エアポートトレインまで戻って自分が座っていた席の日本人グループに赤いボディバッグが置き忘れていなかったかたずねたが、答えはノーだった。


 ボディバッグには財布が入っていただけで、幸運なことにパスポートもiPhoneもiPadもトートバッグの中だった。モバイルWi-Fiもトートバッグの中だったので、私はとりあえずネットをつないでモデナのFさんに「財布をなくしてしまいました」と連絡した。Fさんは、「とにかくどうにかしてモデナまで来てください。そうしたら何とかお手伝いすることもできると思います。試合が始まるまでに何とか間に合ってください!」と返してきた。私は「財布がないのにどうやってモデナまで行けばいいんだ…。クレジットカードも財布の中なのに」と途方に暮れた。が、手元にiPhoneがあることを思い出して、「そうだ!」と思いついた。iPhoneはおサイフケータイ機能がついてないので、それまでガラケーでオートチャージのモバイルSuicaを使っていた私は、オートチャージのクレジットカードつきSuicaをiPhoneのケースに貼り付けて使用していたのだった。このクレジットカードでモデナまでの切符を買えば、何とかモデナまでは行けるかも知れない。試合は夕方18時。ミラノからモデナは、電車で約2時間。この時時計は15時をまわるところ。試合開始に何とか間に合うように急いで切符を買わなければ。


 ここで私は前回イタリアに来たときのことを思い出した。地下の切符売り場に行かなくても、確かプラットホームにも自動販売機があったような…。見渡すと、いくつかの切符自動販売機があった。そこで一番早いモデナ行きの電車の切符を買うと、何番線のホームに行けばいいのかわからなくなって、電光掲示板を見上げた。すると一人のおなかの大きな女性が私についてこいという。そしてあるホームの電車まで連れてきてこの電車がモデナ行きだというのだ。しかし、何かいやな予感がして、私は座っている乗客たちにこの電車はモデナに行くかとたずねた。乗客たちは気の毒そうな目をして「行かないよ」と教えてくれた。イタリアの電車はホームからかなり高いところによじのぼって出入りしなければならない。スーツケースを2個抱えている身としては非常にハンディだ。親切のつもりなのかなんなのか、堂々と全く違った電車を教えてくれた妊婦を軽くにらみつけてスーツケースをなんとかホームに下ろして正しいホームを探したが、肝心の電車は私が息を切らせてスーツケースを転がしている間に出発してしまった。いつもいい加減な運行をしているんだから、今回少しくらい遅れてくれたって罰は当たらないだろうに…と少々筋違いな恨みがましい気持ちを振り払い、また新しくチケットを買った。また先ほどの妊婦が案内しようとするが手を振って追い払う。

 自動販売機の操作をしていると横から若い男があれこれと口を出してくる。そしてスーツケースを一つ持ってあげるからといって先に行ってしまった。私は、この手の運び屋がかならずチップを要求してくることくらいは知っていたので、「私はお金がないの!」と大声で何度も叫んだが、男は私のスーツケースを持ったまま電車に乗り込んでしまう。私も続いて電車によじ登り、男の手からスーツケースを取り返して周りの乗客に「この電車はモデナに行く?」と聞くと、みんな「大丈夫、行くよ」と答えてくれてほっとする。男は案の定「5ユーロくれ!」と何度も何度も言ってくるが、私は本当に全く現金が手元になかったので「私はバッグを盗まれて、お金を持っていない。クレジットカードしかない。あきらめて」と片言の英語で繰り返し、男がしつこく食い下がってくるのをなんとかふりきった。というよりは出発の時間が迫ってきたので、男があきらめて悪態をつきながらおりていったのだ。


 Fさんに何とか電車に乗ったことを伝えると、「駅にはクレジットカードが使えるタクシーもいるはずなので、それに乗って体育館に来てください。パラパニーニといえばわかると思います」とのこと。


 地下に二度も行ったり、エアポートトレインに戻ったり、違う電車に乗ったり降りたり、発車間際の電車を追いかけて全力疾走したり、駆け回ったので私は喉がカラカラだった。財布の中に入っていたクレジットカードの会社に電話してカードを止めてもらい、2時間を何とかやり過ごすと、試合開始の時間は迫っていたのだが、モデナ駅に着いてまず探したのはクレジットカードが使える自販機か売店だった。幸いなことに売店でカードが使えたので、ファンタオレンジを購入し、ぐびぐびと一気に飲み干してしまう。はー美味しかった。人心地ついて、カードを使えるタクシーを首尾良くつかまえ、「パラパニーニ」と告げるも運ちゃんはわからないようで、しかたなくモバイルWi-Fiをつないでパラパニーニの住所を調べ、運ちゃんにiPadを見せると、ようやく納得した顔で走り出してくれた。

 タクシーを降りると、すでに夕闇が迫っており、暮れかけの紺色の空に、モデナのホーム体育館であるパラパニーニがどっしりと浮かび上がっていた。

 受付でプレスパスを受け取り、体育館の中へ。

 入口を入ってすぐ左のところにモデナチームのグッズ売り場があった。本当は自分用の記念や読者用のプレゼントなどにいくつか購入したいが、あいにく全く現金がない。カードで買えるかどうかわからないし、カードも限度額があるので、ここは涙をのんであきらめた。写真の左側に写っている黄色と白のユニフォームを着たマネキンだが、黄色はブラジル代表のセッター、ゼッケン1番ブルーノのレプリカユニ、そして白いのは我らが石川祐希選手の14番レプリカユニ。ブルーノと並べて売り場の目玉にしてあることにビックリした。

 Fさんと無事に出会って「大変でしたね」とねぎらわれる。うん。確かに大変だった…。でもでもでも、ホントに! iPhoneがおサイフケータイを使えなくて良かったよ……。そしてボディバッグにiPhoneを入れていたら一巻の終わりだった。

 試合は、下位チームのパドヴァとだったが、意外とパドヴァががんばってしまい、ストレートで勝利だったがかなり競って、石川選手の出番は全くなかった……。これにはちょっとショック。あとから監督に聞くと、「点差が離れたら入れようと思っていたんだけど…」とのこと。しかし、とりあえず控えにいる石川君はもちろん、ホットなモデナの観客を激写!

 可愛らしいモデナサポ姉妹。カメラを向けるとにっこり微笑んで手を振ってくれた。

 もう一人、可愛いモデナサポ。カメラを向けるとちょっと恥ずかしそうに。

 フェンスは電光掲示板になっていて、スポンサーの広告などが表示される。その中にはこのように日本語で「いらっしゃいませ」と石川君を歓迎するメッセージも。あ、もしかすると石川君を観に行ったファン向けのメッセージなのかな?

 試合後に写真を撮らせてもらった石川祐希選手。こちらに来てから髪を切ってぐっと男らしくなっていた。ただし、本人によると「あまり気に入ってないんです…」。

 日本ではファンサービスを控えているふしがあった石川選手だが、イタリアでは選手はみんなきちんとファンサービスを行うのが当たり前。彼も意識が変わったようで、一人一人の要望にちゃんと応えていた。

 Fさんの車でホテルに送ってもらう。ホテルではチェックインの時に黄色いバラを一輪くれた。なかなか粋なサービスだ。

 次の日はチームはオフなので、観光でもしたらと勧めてもらったが、何しろ手持ちの現金が全くなく、こちらのキャッシングマシンは、よくカードを飲み込むトラブルがあると聞いているので、唯一のカードをなくしては大変とキャッシングはせずにおとなしくホテルで過ごす。食べ物が必要なので買い物に出かけるが、ホテルから一番近い店では軒並みカードの使用を断られ、韓国人がやっているスーパーのようなお店で、10ユーロ以上買い物したら使ってもいいと言って貰える。なので、本当は水とクラッカーだけで良かったのだが、缶詰などいろいろ買ってなんとか10ユーロ以上にして買い物を済ませた。帰ってきてホテルの窓から町並みを見下ろしたところ。

 翌日、トレーニングルームで筋トレする川口選手。

 筋トレのあとはボール練習。この練習はモデナのトップチームではなくBチームなので石川選手はいない。

 練習後にインタビュー開始。手前に写っているのが私。このときのインタビューはこちらで。

イタリアでの経験を活かして、チームでのポジション争いに勝ちたいー川口太一

http://vbw.jp/9226/

 取材後に、チームが契約しているレストランへ。モデナの選手たちの写真が壁や天井に飾ってある。

 モデナのあるエミリアロマーニャ地方の名物料理、タリオリーニ・イン・ブロード。モルタデッラ・ソーセージ、生ハム、子牛の肉、パルメザンチーズなどの具を詰めたパスタを、スープに浸して食べる。

 奧にあるバケツみたいな胴長のお鍋にスープとパスタが入っていて、自分でお皿に取り分けて食べる。こってりとした味わいのパスタと、あっさりとしたスープがよく合って美味。モデナに行かれたら、是非食べてみることをおすすめする。

 モデナはあのバルサミコ酢の名産地でもある。バルサミコ酢をたっぷり使ったソースに絡めた豚肉の料理。名前は忘れてしまった。濃厚だが酸味があるので重たくはなく、付け合わせのジャガイモを時々口直しに食べて完食。

 ランチのあとは、いよいよ! 石川選手のインタビュー。このために、日本から12時間かけてやってきたのだ。一つ一つ言葉を選びながら、しっかりと答えてくれた石川選手。「負けていい試合なんて絶対にないので、東京の前に、リオに出て、出るだけでなくメダルを狙いたい」この言葉を聞けただけで、今までの苦労が吹っ飛んだ。この時のインタビューの詳細は

全日本・石川祐希がイタリアで日々、成長中

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/other...

タフになった19歳・石川祐希。「リオでメダルを」

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/other...

こちらで読んでいただければ嬉しい。

 本当はもう一泊してモデナでの石川選手の練習の様子も見たかったのだが、飛行機はすでに押さえてしまってあったので、そのまま帰国することにした。イタリアには何度か来ているが、こんなに急に来ることを決めたのも初めてなら、こんな短期間しかいないことも初めてだった。しかも、十回以上の海外旅行歴で初めての「やらかし」。でも、川口選手、石川選手の充実した様子をこの目で見ることができ、二人にたっぷりとインタビューが行えて、まずは目的を充分に果たすことができて満足しながらの帰途となった。モデナにはバレーを通して知り合った友人も駆けつけてくれ、ホテルで夜遅くまでバレー談義を繰り広げられたのも楽しかった。

 

 私は行く前に旅行保険に入っていたので、盗難届を出していないと保険が下りないということを説明書で知り、Fさんに警察に一緒にいってくれることをお願いした。Fさんは「ここはイタリアです。なくしたものは絶対に出てきません。でも、保険に必要なら警察に届ける必要がありますね」とつきあってもらえた。イタリアでは警察に行くのになんと予約が必要なのだ。予約を取って待合室でしばらく待った後に名前を呼ばれて調書を作ってもらい、サインをしてもらってハイ終わり。


 ところが…。帰りにミラノ駅から空港への電車に乗っていたところFさんから電話が。「バッグ、届けられていました! ミラノ駅の警察署で預かっているそうです!」えええ!!! でももう今からミラノ駅に引き返していたら飛行機に間に合わない。しかたなくそのまま空港に行き、ドーハ行きの飛行機の中の人となった。

 ドーハではトランジットが8時間もあり、しかし一人旅なのでうっかり眠ると大変なことになる…と思い、眠らないように気を張っていた。羽田行きの搭乗口付近のだだっ広いフロアはがらーんとして人っ子一人いない。なんだか不思議な気持ちになった。


 後日談。ボディバッグをまだイタリアを旅していた友人に代理で受け取ってもらおうと、パスポートや委任状の画像を彼女宛に送ったが、ファクスでないとだめといわれたとかで結局できなかった。それで、ミラノ日本領事館に電話をして、事情を話すと、ミラノ駅警察が領事館に届けてくれたら、日本まで送ってくれるという。ミラノ駅警察署に電話しても、お互いがつたない英語なので面倒になられたのか「そんな荷物は預かっていない」と言われてがっくり。Fさんにお願いしてイタリア語で電話してもらい、領事館に持って行ってもらうことに何とかOKしてもらった。

 しかし、1週間以上経っても連絡が来ない。何度も領事館の人にメールをしたり電話をしたりしたが、ミラノ駅警察署がすぐに持ってくるとは限らないし、こちらから取りに行くことはできないという。じりじりしながら日が経つのを待っていると、ようやく2週間後くらいに領事館から「届いています」というメールがあった。なんとなんと! クレジットカードも現金もそのまま入っているとのこと。送料は1万以上になるそうだが、入っている金額は8万くらいだったし、いつもウォーキングやちょっとした外出の時に使っていたお気に入りのボディバッグだったので国際宅急便で送ってもらうことにした。



 これが無事に海を渡って戻ってきたお気に入りのボディバッグ。ミラノ中央駅ででこのバッグを手つかずのまま警察署に届けてくれた人、この場を借りてお礼を言います。本当に、本当にありがとう!! 幸運のボディバッグとしてこれからも愛用します! モデナで助けてくれたFさん、取材にきちんと応じてくれた石川選手、川口選手、ミラノ駅でかけあってくれたHさん、ミラノ警察署と日本領事館の方、みんなみんなありがとう!


 いきなり行くと決めたその日深夜に出発するという慌ただしく、しょっぱなにお財布を無くすというビッグトラブルに見舞われた旅だったが、振り返ってみると、試合にも間に合って写真も撮れたし、インタビュー取材もきちんとできたし、美味しいモデナ料理を堪能し、バレー仲間とバレー談義で熱くなり、おまけにお財布とバッグは手つかずで手元に帰ってきた。何て素晴らしい旅だったことだろう。私の長い記者生活の中でも、ひときわ印象に残るたびになることは間違いない。


  • ※ボタンを押すとコメントを投稿します。
 

 旅の地図

LATTE TRAVELに関しての機能要望・ご意見はこちらからどうぞ