いびきの原因と対策。お泊りデート・旅行の前にどうしても治したい!
鼾(イビキ)の原因と対策を紹介。いびきをかきやすい人の身体的な特徴や生活習慣・寝方をチェック!そして、いびきをかきにくくするための対策から始めてみましょう。
こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。
みなさん、イビキをかいていると言われたことはありますか?
自分では気づいていなくても、じつはイビキをかいている人も…。
「イビキは太ってる人がかきやすい」とよく聞きますが、じつは小顔の人もその可能性があるそうです。
そこで今回は、イビキをかきやすい人の特徴と、まずやってみるべき対策をご紹介します。
イビキをかきやすい人の身体的な特徴として、次のようなことが挙げられます。
- 肥満
- 舌が大きめ
- 下あごが小さめ
- 首周りの脂肪
- 口蓋垂が長い
- 扁桃腺が大きい
- 首が短い
- 鼻が曲がっている
- 女性ホルモンの低下 など
このように、下あごが小さめな小顔の人も、舌がノドに落ちやすいので、いびきをかきやすいのだとか…。
また、スマホを見る姿勢は二重あごになりがち。
首周りの筋力低下で脂肪がたまり、イビキをかきやすくなっている可能性もあります。
こんな生活習慣はNG!
そして、イビキをかきやすい人の生活習慣として挙げられているのが、「疲労、ストレス、口で呼吸している、飲酒」などがあります。
寝方も影響!
そのほか、眠り方にも注意が必要です。
仰向けで眠っている人や枕の高さによっても、イビキの要因になります。
また、寝室の温度や湿度によっても、ノドの乾燥や鼻づまりを起こし、結果イビキをかいてしまうこともあります。
横向きに寝ることで、舌がのどに落ちにくくなり、気道を確保しやすくなります。
ただ、ずっと横を向いている姿勢は片側に負担がかかるため、すぐに仰向けの姿勢に戻ってしまいがちです。
それを防ぐために役立つアイテムが、抱き枕。
抱えて寝ることで、カラダへの負担が減り、自然と横向きの姿勢をつくることができるのでお勧めです。
心地よく眠れそうですね。
みらいクリニックの今井一彰先生が考案された「あいうべ体操」をご存知ですか?
この体操は、口呼吸から鼻呼吸へと導いてくれたり、舌を正常な位置に戻し、舌やあごや口周りの筋肉を鍛えてくれたりする、テレビやネットで最近話題の体操です。
鼻呼吸になれば、イビキのリスクも軽減しますよね。
やり方は簡単。
その名のとおり、ゆっくり大きな口で「あ」「い」「う」と動かし、最後に「べ」と思いっきり舌を出します。
これを1日30セットから始めると、効果に期待できそうですよ。
室温湿度も、イビキの原因に繋がります。
室温が上がり過ぎても下がり過ぎても鼻づまりを起こしやすくなりますし、乾燥でノドが乾き、炎症を起こして気道が狭くなってしまう場合もあります。
寝室の室温湿度には、気をつけましょう。
快適な睡眠環境の目安
<室温>
- 冬場16~20℃くらい
- 夏場26℃以下
<湿度>
- 約50%~60%
特に乾燥する冬の季節は気をつけたいですね。
他にも、イビキ対策用のノーズクリップ・フェイスサポーター・マウスピース・テープなどといった、イビキ防止用グッズも豊富で、ネットやドラックストアで購入できます。
自分に合ったグッズを見つけてみるのも良いでしょう。
友人や恋人との旅行で大イビキ…なんて、かきたくないですよね。
まずは、イビキをかきにくくするための対策から始めてみましょう。
対策してもイビキがおさまらない場合は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)のような病気が潜んでいる場合もありますので、一度クリニッの受診をお勧めします。
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