汝は人狼なりや?人狼ゲームのルールと遊び方を、初心者でも分かりやすく説明!

最近、巷で噂の「人狼ゲーム」。皆さんご存知でしょうか?
テレビでも深夜放映され、アプリも登場したり、twitterでたまに流れる…名前だけは何か聞いたことがあるけど、一体なに?と思っている方も多いのでは。

今回はブーム爆発寸前の「人狼ゲーム」について、やり方をご紹介をしたいと思います!

 

 

そもそも人狼ゲームって?

人狼ゲームとは、複数で行うコミュニケーションゲームのことです。

 

1986年にロシアで出された、市民とマフィアが争うテーブルゲーム「Mafia」というゲームをベースに、2001年にアメリカのLoony Labs社が「Are You a Werewolf?(汝は人狼なりや?)」を開発。

これが日本に輸入され、ボードゲーム愛好家たちの中で熱狂的な人気を誇っていました。

 

最近ではフジテレビが人狼ゲームを題材とした番組を放映したり、動画投稿、アプリの開発など一般層にも人気が広がりつつあります。

 

世界観

とある村に、「村人」に化けた「人狼」が潜んでいる…。
「人狼」は見た目が村人と同じであるため、誰が「人狼」なのかは分からない。
「人狼」は夜になると、「村人」を一人ずつ食べていく。
一人、また一人と減っていく村のメンバー。
一体誰が「人狼」なのか?
「村人」たちは全滅する前に「人狼」を見つけ出すことが出来るのか?
今日も「村人」たちは会議をし、狼と思われる人物を一人ずつ選び、処刑していく…。

とまあ、こんなダークな世界観です。
参加者は「村人」チームと「人狼」チームに分かれ、全員で会話をしながら相手の正体を探っていきます。
自分が「村人」になるか「人狼」になるかは配られたカードで確認します。
他の人がどのカードを持っているかは、知ることはできません。誰が味方かは分からないのです。
ただし「人狼」のカードを引いた人たちだけは、こっそりと仲間を知ることができるルールです。

「人狼」チームは、自分たちの正体を隠したまま「村人」の振りをし、毎晩「村人」を食っていきます。
「村人」チームは、一体誰が「人狼」なのかを推理し、「味方だと思われるメンバー」と多数決によって「人狼」容疑者を処刑しなければなりません。

 

人狼ゲームのやり方
ゲームに必要な人数

12人前後が最適。人数が少ない場合は、「人狼」を1人にするなどして調整。

勝利条件

「村人」チーム…全ての「人狼」を処刑する
「人狼」チーム…「村人」と同じ数の「人狼」が生き残る

遊び方

「夜」と「昼」のターンがあります。
それぞれのターンで行わなければならない言動は以下の通り。

 


・まずは

初めはまったく手探り状態で、周囲の敵味方を推理しましょう。

ここでは雑談をし、ぼんやり考える程度でOKです。


・夜ターン
「人狼」が、今夜の犠牲者を決めるターンです。「村人」を一人選びましょう。仲間の「人狼」がいる場合は皆で相談です。今後の展開において邪魔な「村人」を選ぶとよいでしょう。もし意見が割れた場合は、ランダムで選ばれます。

選ばれた犠牲者はゲームから離脱します。


・昼ターン
夜ターンの犠牲者発表と、にわかに人狼と疑われている人の名前が発表されます。
残されたメンバーで討論を行い、誰が「人狼」なのかを推理していきます。時間制限内に「人狼」だと思われる相手を一人選び、処刑をしましょう。
処刑したメンバーが本当に「人狼」であったかどうかは、知る術がありません…。

「霊媒師」という役職カードを引いた人は、犠牲者が「人狼」であったのか「無実の村人」であったのかが分かります。

 

シロかクロか、遊び方の醍醐味

このゲームの一番の醍醐味は、誰が「人狼」であるかの議論を楽しむことです。
隣に座っている人が「村人」なのか「人狼」なのか、相手の会話を信用するか、疑うか…全ては自分の判断に掛かっています。

「○○さんは人狼だと思います。なぜなら~」
「自分は村人だ。なぜなら~。それより○○さんが先ほど話した内容は矛盾していて…」

など、会話の矛盾点や怪しい反応などを見逃さず、突き止めていくのが醍醐味です。
間違って無実である仲間を処刑しないよう気をつけましょう。
「人狼」は巧みに仲間を装い、全員を食べてしまうことを狙っているのですから。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
初めは敷居が高いかもしれませんが、SNSサイトなどでは盛んに人狼オフ会なるものが開かれています。twitterやFacebookなどで検索してみましょう。

都内でも、カフェを貸しきっての人狼オフ会などが定期的に開催されています。
「人狼」「村人」以外にも、「霊媒師」「ボディガード」「狂人」など様々な役職があり、ゲームをさらに奥深くしてくれます。

さあ、食うか食われるかの知的ゲーム、一度は楽しんでみて損はありませんよ!