暑くて寝苦しい夜でも快適に眠れる6つの方法!冷房(電気代)を節約しながら安眠するコツ

暑くて眠れない熱帯夜。冷房(クーラー)の電気代をなるべく節約しながら安眠する方法を、いろいろ考えてみました。昼間から部屋に熱気を入れない、風の通り道を作るのは実際有効でした。

執筆者: Hama
暑い夜、冷房や扇風機の電気代を節約しながら涼しく眠る方法は?

寝苦しい夜の原因は様々です。
嫌なことがあったとき、真夏日の夜、節電のため、食べ過ぎてしまったときなど。


今回は、ムシムシとする熱帯夜にも、冷房や扇風機をあまり使わない快眠方法についてお伝えします。

 

 

お風呂はシャワーで済ませない

夏はシャワーで汗を流して終わるという方も多いでしょうが、ここはぬるめのお湯を張ってゆっくりと浸かってください。

血行が良くなる、自律神経のバランスが整うなど、安眠効果が高まります。

 

お風呂から上がった直後は暑いですが、冷房を効かせすぎたり裸のままで寝ないようにしましょう。

約30分後、体温が下がった時が快眠のタイミングです。

 

なお、ハッカ油を数滴お風呂の湯に入れると、汗が引きやすくなります。

 

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夕飯は寝る数時間前、軽めにすませる

暑い時期は消化する力も弱まります。

食べてスタミナをつけようと思うかもしれませんが、昼も夜もガッツリ食べていると胃腸の働きも弱まります。

腹八分目、消化の良いものを食べて胃を休ませてあげましょう。

 

冷たいものを取り過ぎると胃腸が弱りやすくなる

冷たいものを食べ過ぎていると、体の内部が冷えて疲れてしまい、ますます消化機能が低下してしまいます。

 

理想としては、トリプトファンを多く含む食べ物(ナチュラルチーズ・豆乳・ごま・アーモンドやくるみなど)を食べる、ビタミンやミネラルなど栄養が高いものを摂るなどして、睡眠に備えましょう。

 

ホットミルクには、アミノ酸のトリプトファンが含まれており、これにより脳内のセロトニンが増えて、神経を落ち着かせてくれます。

また、セロトニンが増えることで、睡眠ホルモンであるメラトニンを増やしてくれます。
他にも、ビタミンBを含み、ストレスや体の疲れなどを和らげ、回復してくれます。

 

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風通しの良い部屋を作る

最近では冷感素材のベッドパッドや枕など、使えるグッズも販売されていますね。

アイスノンを枕にして寝るのはポピュラーかと思います。

 

こうした部分的なクール体感もいいですが、部屋にもよく風が通るような「風の道」を作りましょう。

1か所の窓だけを開けても、風は通りません。

 

換気扇で空気の流れを作る

ワンルームなどでドアが開けられない場合は、換気扇を付けておくだけでも違います。

扇風機があれば、その風を外から中に送り込むことができます。

直接体に当てるのではなく、風を動かすように設置すると体に負担がかかりません。

 

なお、換気扇は24時間つけっぱなしにしても、1か月で約50円前後程度ですので、電気代を気にしている人も安心です。

 

扇風機の風を直接浴びたくない人は

それでも暑い場合は、扇風機を壁に向け、その跳ね返りの風が体に届くように設置すると良いでしょう。

防犯上の面で窓を開けるのが怖い場合は、突っ張り棒や補助鍵を使うなどがおすすめです。

1つで不安な時は、上下につけるという方法もあります。

 

日中直射日光が当たる部屋は、日を当てないようにする

南向き、西向きのお部屋ですと、日中は部屋に直射日光が当たります。

冬は有り難いのですが、夏場はこれが熱帯夜の原因となります。

 

昼間に差し込んでくる太陽光により部屋自体が蒸されることを避けるため、昼間は必ずカーテン、すだれ、よしず(日光を遮りながら風を通すアイテム)を使って、部屋の温度を上げないようにしておきましょう。

これだけでも、冷房時に部屋が冷えやすくなります。

 

冷房があまり効かない部屋は、室外機が問題かも

クーラーをかけているのに全然涼しくならないというお部屋でしたら、ベランダにある室外機に専用のカバーを掛けましょう。

室外機に直射日光が当たらないようにすると、冷房効果が格段にアップします。


室外機自体が熱くなってしまっていると、風を通してもなかなか冷えません。
夏は100円ショップなどでも類似品が売り出されますので、置く場所があればぜひ試してみてください。

 

ワキ・首・鼠径部(そけいぶ)を冷やす

小さなお子さんの発熱時に使う冷却法ですが、これは夏の暑い時でも有効です。
濡らすと冷たく感じるタオルや保冷剤を利用して、首筋、股間を冷やすようにしましょう。
体を流れる大きな血管の血液が冷やされ、気が付くと気持ちよく寝ていることでしょう。

 

最近では専用の冷感タオルなども売られていますので、そちらを利用しても良いでしょう。

 

あまりに暑い時は冷房を入れた方が安上がりかもしれません

冷房を付けると確かに冷えますが、ずっと付けているわけにもいきませんし、部屋がキンキンに冷えていても外との温度差によって体調が崩れやすくもなります。

ガンガンに冷房を付けず、暑さに慣れた身体づくりをしていくことが必要です。

 

しかし、あまりに暑い夜は冷房あるいはドライを少しだけ入れて、睡眠を優先した方が健康に良いと思います。

今回挙げた方法を試し、暑さに負けない健康的な身体を作っていきましょう。

 
 コラムニスト情報
Hama
性別:女性  |   現在地:神奈川県横浜市  |  

神奈川県横浜市在住のHamaです。

高校生の息子と夫の3人暮らし。

花粉症と喘息、原因不明の湿疹を糖質制限やサプリメントだけで治すことができ、とっても幸せな春をすごしています。
それからは栄養素について学んでいます。

主婦目線ですが、心のこと、家族のこと、体のこと・・・
色々なことを共有して役に立てていけたらとっても嬉しいです。

よろしくおねがいします。